お母さんが幸せでいることが子どもの幸せにつながる

代表の青木です。

毎月行っているおひるねアート協会の講師育成プログラム&育成プログラム説明会。
オンラインzoom開催なので、全国からアクセス可能です。
なので、毎回現役講師にもアシスタントに入ってもらっているのですが、彼女たちも全国から参加してくれるので、さまざまな講師の事例が見れます。


(こちらは毎月開催している講師だけの交流会の様子)
先日は講師になって6年目のベテラン講師と、講師になって2年目のまだまだ新米講師が参加している回だったのですが

「講師になる前は私は《〇〇ちゃんのママ》で、ずっとその暮らしが続いていくのだと思っていた。
講師になって、〇〇さんと呼ばれるようになって、自分の好きな事で働くことの楽しさを知った」

というお話を6年目の講師から聞きました。
(彼女は本当に毎月仕事⇔自分の趣味がリンクしていて、公私ともに本当に充実しているだろうなーー!と思える生き方をしています)

私は、子育てに母親の犠牲は全くいらないと思っていて
ママが好きな事をして生き生きとしている姿
自分の機嫌を一番に考える生き方
を本気でしてほしいと思っています。

何故かというと
自分のために自己犠牲を強いている母親
を、私たち自身が望んできたか?
ということなのです。

自分の母親が辛そうな姿
我慢している姿、見たいですか?私は自分の母が辛そうなところは見たくありません。
お母さんの人生をお母さんが好きなように生きてほしい
幸せであってほしい
と思っています。

なので、自分の子どもたちもきっと、私が辛そうだったり悲しい顔をしているのは見たくないだろうと思っています。
でもいつも機嫌よくってなかなか難しいですよね。
実際私も母親は忙しい時は常にピリピリしているのを見ていました。
だからこそ、自分が笑顔でいるためにはどうしたらいいか?を子どもよりも最優先で考えていいと思っています。
(もちろん、子どもを放置して飲みに行くとかそういう極端なことを言っているのではありません)

たとえば、私は料理を全くしません。
もともとそんなに好きではないというのも理由ですが、上の子たちはもう大きいので適当に食べてもらったりしています。
忙しい時はほぼお惣菜かお弁当か外食で…週一回作ればよい方です。
生活をちゃんとしなきゃ!と思っていたころは、自分の行動が全て自分で減点方式で出来ない毎日を責めていました。
でも、そうすると子どもたちは常に怒っている顔の私しか見ていないなと気づいてからは怒るのを辞めました。
不思議なことに、自分がちゃんとしなきゃと思っているときは子どもたちに対しても厳しかったのですが、できない自分を許してからは一切怒ることがなくなりました。

と、話がそれましたが、自分の行動が自己犠牲かどうかを見分けるコツは
「子どものために」が「こんなに尽くしているのに」と思っていないか?です。
そんな風に思うようになったら要注意です。
子どものために何かをすることが楽しい、趣味という方はそのままで良いです。

だって私たちがどんな尽くそうが、子どもはそれぞれの個性があって
同じように育てても同じように育たないと身をもって感じるのです。
私が厳しくても優しくても、上の娘と息子の性格は変わらず、そして真反対。
娘はマイペースで忘れ物をしても気にならず、宿題もやらないタイプ。
息子は毎日決まった時間に宿題をすると決めていて、時間がずれることをすごく気にします。

思うのは、どんな子どもでも私たちは愛しているし、どんな母親でも子どもたちは愛しているし
親の影響なんてほとんど受けないのなら私たちは好きな事をして笑顔でいたらいいんじゃない?
ということです。

子どもたちから
「こんなママで大丈夫なの?」
「ママがちゃんとしないと」
「ママなんだから〇〇しないと」

と言われることはめったにありません…

むしろそう言ってくるのは、子ども以外の周囲の声なのではないでしょうか?
大事なのは私と子どもたちの気持ち、双方が幸せかどうか、笑顔かどうかなのだと思います。
何をしても愛されているなら、笑顔で機嫌よくいたほうが人生得している気がしますよね。
そもそも、自分に集中していれば、余計な一言を皆言わないはずなので、そう言ってくる方は自分へ向けているのかもしれません。
我慢していたり、ちゃんとしないと、と思っているのかもしれません。

コロナで私たちの生き方や価値観はガラッと変わって、人はいつ死ぬかわからないなら今ちゃんと自分に集中しよう、好きな事をしようという方も増えてきました。
そして私たちの子どもが大きくなるころにはもっともっとそんな世界になって「好きな事で働いてないことが普通じゃない」世界になっているかもしれません。

子どもにどんな人生を歩んでほしいか?
母親にどんな人生を歩んでほしかったか?
子どもにどんなママだと思われたいか?
母親は幸せだったと思うか?

この質問から自分の中の答えは見えてくるかもしれません。
自分の子どもが幸せな人生を歩んでほしかったらまず私たちから幸せに。です。