産後うつにならないために心がける3つのこと

代表 青木です。

先日、こんなブログを見つけました。

幸いにも今はとても楽しく育児していますが(3人目は孫のように可愛いというのはあながち間違ってはいないですね)
ただ、産後のホルモンだけは侮れません。
いつ自分はそうなるかわからないとも、私でさえ、思っています。

母親はこうあるべきという価値観や、寝不足、孤独、環境の変化。
産後1ヶ月が特に危ないのです。

1人目、2人目と育児を経験してきて私が産後うつにならないように気を付けていたことが3つあります。

■とにかく孤独にならないこと、外と繋がること
=大人の人と話すことです。直接じゃなくてもSNS使っても良いと思います。
人によっては怒られちゃうかもしれないけど、テレビつけるのも私は効果ありました(1人目の時は外の世界と繋がる唯一の手段のように思えていました。音や画面が気になるなら、消音にするor画面を覆うってもいいです。どちらかの情報だけでも効きました)

■いつもどおりの生活をなるべく心がけること
=家事をするじゃなくて、自分が楽しいと思うことを極力産後前と同じようにする…
朝のコーヒーを飲む時間は確保するとか、雑誌を読むとか。
そんな時間ないわ、と思わないで、優先で作ってほしいのです。
全ての時間を赤ちゃんに割くとそのうちひずみが出てきます。
一気に日常を変えないで極力産前やってたルーティンは崩さないようにするだけで心が安定します。

■こうでないといけないをなるべく捨てること
=2人目までは母乳育児でしたがまさかの3人目で早々に母乳トラブルありミルク足してます。(正直ミルクがこんなに寝てくれるなんて感動してます😭)
そして、とにかく寝る!
睡眠不足が一番精神を病みます。
細切れでもいいから人並みの寝る時間を確保してほしいです。

1人目の時はこれが出来なくて産後1ヶ月は苦しかった記憶があります。(ママ友とおしゃべりしたりお出かけ出来る時期になってからは目一杯楽しめたので特に誰かと喋るってほんとに大事だと思いました)
SOSが出せない、つい大丈夫ですって言ってしまう、自分の本心を言えない人は特に、頼ること自体がストレスになったりするので
この状態やばいなって思う前に、最優先でママの心の元気を大事にしてほしいのです。
ママの心が壊れたら、回復するまで本当はとっても可愛い赤ちゃん期を堪能出来なくなってしまう…


そして、一緒に可愛いねって言ってくれる人を出来れば1人でもいいから周りにつけてほしいなと思います。
自分が赤ちゃんを産んで改めてそう思いました。
妹が泣いてても、どんな顔も可愛い〜って写真を撮ってるお姉ちゃんの存在はありがたいです。
どうしたの?大丈夫?じゃなくて、ただただ可愛いねって言ってくれるとホッとします。
私はもともと赤ちゃん大好きですが、それでもホルモンの急降下で落ちるときがあるかもと思ってるくらいなので、SOS出すのが不器用系の産後のママはもう自分で自分のご機嫌を取る方法を産む前に目一杯揃えておいてほしいです(周りに頼れる人は遠慮なく頼りましょう)

 

おひるねアート協会立ち上げ当初、こんなにも産後うつになりそうなママが多いという事実と、おひるねアートで救われたママが多いという事実を突きつけられ、私はびっくりしました。
それから今でも撮影会のコンセプトは変わらず
「ただただ可愛いと赤ちゃんを皆で可愛がりママたちを褒めまくる場所」
を全国で毎月平均400箇所提供しています。
そして、私自身が身をもって産後のママの気持ちを理解する事ができるいま、さらに何が必要で何が提供出来るのかを考えています。

産後うつは誰でもなりうる可能性があります。
少しでも変だなと思ったら、行政や公共機関も頼ってくださいね。


育児に疲れたらぜひ見てほしい動画を作りました。

世の中から少しでも産後の自殺率が下がりますように…