子育てを割と日常に組み込んで仕事をしている私がよく受ける相談が
「子育てと仕事の両立について」

正直…
両立できてる、私！
と思ったことは一度もありません（笑）
永遠のテーマかもしれませんね。

それでも、まだ、子育てが仕事に役に立っている職種の私は恵まれているほうなのだと思います。

ただ、「仕事」というものについてはやはり大事に考えないといけません。

先日受けた取材の原稿が上がってきました。
起業する女性に向けてのメッセージのところで

「自分の生活を変えるためという、ベクトルが自分に向いてる起業動機は危ない」
と言う話をしました。
先日収録したテレビでも同じことを話しました。

やりたい仕事の内容にもよりますが、法人をつくるなら…
『仕事と子育ての両立は（特に最初は）無理』
だと私は思っています。

「起業したいけど子育てと仕事の両立が心配」
という相談に向かって
「そんなこと今考えているようじゃ起業は無理」
と言ったこともあります(^_^;)
（スタートアップはとにかく寝ても覚めても会社の事を考えるものです…）
特に起業をするなら必ず「責任」「信用」がつきまとうからです。

子連れで仕事させてもらっていても、確かに融通がきく部分はあるにせよ、優先順位をいつも子供にしているわけじゃない。
娘の学芸会、運動会、ピアノの発表会。息子の夕涼み会、卒園式。2人の誕生日当日。
その場に居れないことは普通にあるし、息子の幼稚園行事は3年間ほぼ行けていません。

大なり小なり、仕事である以上はそれに対して責任を持つことは子供がいるいないは関係なく
子育てと仕事の両立というのは、どちらかが少なからず犠牲になる前提で、それを自分の意思で選ぶことだと思っています。

子供を犠牲にしたくない、と思っていたら私は協会を続けていられない…
それでもやりたい事があって、どちらも同じくらい大切だから続けています。

何が言いたいかというと、仕事してたらそういう事は普通にあるから、家族一番に出来ない私はダメだ〜とか自分を責める必要は無いんだよということです。

と、自分を慰めるように言い聞かせて、子供たちに背中を見せることが将来きっと役に立つと言い聞かせて（笑）
今日も仕事に向かうのです。