【2017講師アワードエピソード大賞】うめはらゆうこ

大賞

うめはら ゆうこ
おひるねアートCoUme日和 (国分寺・小平)

【講師になる前→なってからの自身の生活や心の変化を「Before→After」形式で教えてください】

講師になる前は、はじめての子育てでとにかく外出がこわかったです。
電車にのることへの不安や授乳の場所の不安など。
正直、弧育てに近い状況になりかけてました。
毎日が長かったです。

おひるねアートと出会い、家の中でもアートでおでかけできる!と発見。
Facebookにアップするとたくさんのいいね!とコメントがうれしかったです。

はじめての子育てで同じように閉じこもってしまうママさんたちにも「おひるねアート」を教えてあげたい!こんなアートあったらな…を自分で作れたらいいな!と講師を目指しました。

講師になってからは子育てをしながら撮影会を開催されたり、イベントを回している先輩講師の姿に刺激を受け、外出する勇気がわきました。

季節ごとのアートを作ることで娘の成長を実感する事もできますし、お客様からの「かわいい」の声にアートをかわいいといってくださってるのでしょうが、娘も一緒にほめられてる!と、しあわせな勘違い含め…娘がより愛おしくなりました。

私をママにしてくれた娘により感謝の日々です。

【講師になってよかったことは何ですか?】

堂々と親バカ宣言ができることです!
また、自分の娘だけではなくお客様の赤ちゃんの成長も共に喜んだり驚いたり共感したりできることです。

娘のために、家族のためにはじめたおひるねアートがどこかのご家庭の大切な思い出の1ピースになってくれていると思えるだけでしあわせな気持ちになれます。

【お客様と日々接する中でもらって嬉しかった言葉や特に感動したエピソードがあれば教えてください】

すでにおひるねアートを卒業されたお客様とのエピソードです。

撮影会をはじめてもうすぐ1年というころ。
撮影会は月1回しか開催できていないのに、それでも何度も参加してくださるママさんからの卒業宣言でした。
私にとってはじめての「卒業宣言」でした。
いつものように撮影会前日のリマインドメールを送信。お返事をいただきました。

『実は明日でおひるねアートを卒業しようと思っています。
今年の1月にエマ先生(井上えま先生)のアートから始めてちょうど1年!この時にうめはら先生に出会いました!
仕事復帰後の数ヶ月は土曜の朝にお出かけ準備をするのが大変な時期もありましたが、何とか目標としていた1年分のアートを撮ることができ目標達成です!
明日行けることが大前提ですが^_^;
レターも教えていただき、両実家にもシェアできて素敵な形でおひるねアートを残すことができました。

突然のバースデーアートの依頼にもご親切にご対応いただき、本当に嬉しかったです。
お仕事をしながら毎回の撮影会準備は本当に本当に大変だと思います。
自分に置き換えるとしんどすぎて吐きそうになるくらいです。
そんな先生の頑張りのお陰でハッピーな時間をいただきました。
出会い、そして先生のご好意に本当に感謝しております。

長くなってしまいましたが、明日の私達にとっての最終回もどうぞよろしくお願いいたします!』

今でもこのときのメールを読み返すと涙が出ます。

私自身もワーママ講師1年生として悩みながら活動を続けていました。
週5日会社員をしながらの講師活動。
他の講師のように何日も日程を提案できないので、なかなかタイミングが合わない方もいらっしゃいました。
それでも、撮影会に参加する事を最優先で予定を組んでくださったお客様でした。

ぎこちない顔(きっと)で当日を迎えたその撮影会。

撮影会が終わった後に、そっと渡してくれたお手紙。

絶対泣く!!笑顔で卒業をしてもらおう!とその場であけることはできませんでした。
で、帰りの車で大号泣…娘が心配そうにしてたくらい大号泣…
そこには撮影会で撮影した写真で作ったポストカードにメッセージが。
まさか自分がもらうことになるとは思ってもいなかった見覚えのあるアート。
カードの裏には私の主人と娘にもメッセージ。いつもサポートありがとう!というもの。
これにはパパも感動でウルウルでした。

娘を抱きしめながら、やっぱりおひるねアート講師の活動にはお客様あってのことではあるけれど、家族の理解と協力と存在が不可欠でありがたいと再認識しました。

集客がうまくいかず悩んでいた事もありました。続ける事をためらった時期もありました。
それでも家族が応援してくれて、こうやって撮影会を楽しみにしてくれるお客様がいるのであればたった月1回でも続けようと思えたのです。

そして、こちらのカードとメールをぜひブログでご紹介したいとお願いしたところ、さらに泣きそうな(泣きましたけど…)温かいメールを送ってくださいました。

『うめはら先生には本当に感謝しています。貴重な週末撮影会はとってもありがたかったです。そして、ものすごーく尊敬しています。講師としての責任感だとしても、仕事して子供を寝かしつけた後に夜な夜なチクチクなんて私には絶対ムリです。。
なので、ブログ掲載、うめはら先生のお役に立てるのでしたら喜んでお受けします!
掲載にあたって、不適切と思われる表現などがありましたら削除して下さいね。
きっと週末撮影会を熱望している方は少なからずいると思いますので、ブログ掲載が先生の集客に繋がったら嬉しいな~と思っています☆』

4月から復職をされてワーママとしておひるねアートの撮影会に参加してくださっていたママさん
限られた休日を使って電車に乗って通ってくださいました

私もワーママ講師として活動をしている中で迷いや葛藤もたくさんあります。
このままのペースで続けていいのだろうか…
月1回しか日程設定ができていなくてお客様に選択肢がない撮影会でいいのだろうか…
仕事をしながらとはいえ、限られた時間での準備でのアート作成やお客様への連絡。
ご迷惑をおかけしていないか…とか。

それでもご参加くださるお客様からの嬉しいご感想や、アートをみて『かわいい!』の声、そして笑顔に支えられてがんばれています。
他の講師の撮影会と比較してしまうとまだまだな点も多くあると思います。
それでも参加してくださるご家族がいる限り、CoUme 日和としての活動を続けていけたらと思っています。

おひるねアートの存在とお客様との出会いに心より感謝です。

【あなたにとっての「おひるねアート」とは?「おひるねアート協会」とは?】

おひるねアートは私を弧育てから救ってくれた大事な存在です。
現在は正社員として働くワーママ講師なので、表向きには夢中になれる家族も巻き込む楽しい趣味です。
そして今ではお客様の笑顔とつないでくれる大切なツールです。

おひるねアート協会はキラキラする向上心の塊のような人たちが集まるコミュニティです。
お会いした事ない講師もたくさんいますし、物理的になかなかお会いできないような遠方の方もたくさんいらっしゃいますが、Facebookやブログなどでなんとなくつながっている気になれます。

こんなに多彩な人たちと同じ協会の「仲間」だというだけでなんだかお得にな気分になれるので不思議です。

【これから講師へなろうと思っている方へひとこと】

講師活動をするには家族の理解と協力が何より重要です。

撮影会だけではなく、アートの試作をしたりお客様対応でメールやブログなどで作業する時間も必要になります。

また、ついつい「これアートに使えるかも!」と衝動買いもしてしまうので荷物もかなり増えます。
収納場所の相談・準備・理解も不可欠です。

それがクリアになれば、きっとご自身も心からおひるねアートライフが楽しめると思います。

何よりも「おひるねアート」が好きであること、準備含め楽しいと思えることが何よりだと思います。