11/17は世界早産児デー。スモールベイビーおひるねアートイベント。

11/17は世界早産児デー。
その先駆けとして、本日、秋葉原にてアッヴィ合同会社様主催のおひるねアートイベントを開催しました。

抽選にて選ばれた23組の早産児の赤ちゃん、お子様とそのご家族様にご参加いただきました。

午前中は江東豊洲病院の水野先生の講演、蛯原英里さんとのトークセッション。
早産児にまつわるお話をたくさん聞かせていただきました。

私も久々に登壇し、おひるねアートのおうちでの作り方や撮り方などをレクチャーさせていただきました。

イベントに行くのももちろん楽しいですが、おひるねアートをぜひおうちでも楽しんでもらえるように・・

今日は実際に参加者のパパを壇上に上げて、実演をしてもらいながらのレクチャー。

ママも緊張しながら頑張るパパの姿をいっぱい激写していました!

おひるねアートはママが作るのも楽しいけど、パパと一緒に、上のお子さんと一緒に作ったり、撮ったりするともっともっと楽しい!

パパとママと赤ちゃんの息がぴったりあって、素敵な作品が生まれるのです。
その思い出も一緒に、閉じ込めてもらえたら。
そんな気持ちでお話させていただきました。
そのあとはランチをして、自然光の入るお部屋で撮影タイム!

早産児デーのテーマカラーでもある紫をいれ、「夢」「きぼう」をテーマに作成しました。
男の子は魔法使い。
女の子は妖精のイメージです。
可愛いお写真をいくつかご紹介します♪

元気な魔法使いと可愛い妖精さんがたくさん誕生しました!

最後は皆で大きな宇宙のアートで集合写真♪

それはまた後日公開するとして、このイベントでご一緒させていただいた早産児のご家族に関わる団体の皆様とご一緒に撮った写真を公開します(笑)

結構ノリノリです。
さて、私は・・
たくさんの、元気いっぱいの赤ちゃんを見ながら、おひるねアート協会の目指すべきところを改めて考え、今日は参加者の皆様にも少しお話させていただきました。
おひるねアートはただかわいい写真を撮ることが目的ではないこと。
赤ちゃんの存在そのものをただ可愛いと、生まれてきてくれてありがとうを伝える場所でありたいということ。

私の母は小学校で特別支援学級の担任を35年以上も続けています。
私も前職でダウン症のお子さんや発達がゆっくりのお子さん、小さなお子さんをたくさん見てきました。
今のおひるねアートも、撮影会やクラスには、早産の子、成長の発達がゆっくりな子、チューブを付けた子・・
いろんな赤ちゃんが来ます。
私は、そんな赤ちゃんのそのままの姿を写真に残して欲しいって思っています。

ママたちは、いったい今までどれだけ自分自身を責めてきたんだろうと、ママから聞く言葉のひとつひとつに胸が痛みます。

傷があったらそれは元気に引っ掻いた証。
頭にできたアザは頑張ってママの産道を通ってた証。
皆、意味があって、生まれてきた命。
それをハンディだと思わずに、きっと、ママすごいでしょって言って、誇らしげに。
赤ちゃんは生まれてくるんだろうなと思っています。
そして、そのことをママたちが悩む必要はないと思っているし、普段、それが気になって家にこもりがちな生活を送っていたり、外に出るのが憂鬱になっちゃうママこそ、ぜひ撮影会に来て欲しいと思っています。
もう自分を責めなくていいんだよって・・
私は、ママたちをぎゅっと抱きしめてあげられたらどんなにいいだろうって思います。

おひるねアートは赤ちゃんの発達が良くなったり、リズム感が良くなったり、体が丈夫になるものではありません。

いろんなママとお話して、可愛い可愛いって言い合って、写真をいっぱい撮って。
それだけの場所です。
でも、ママが元気になれます。
私はおひるねアートのクラスを、撮影会を
「何にもジャッジしない場所にしてください」
「講師はアドバイザーにならなくていい。共感者になってください」
と講師たちひとりひとりに伝えています。
私たち、協会の講師は何もアドバイスはできません。
でも話を聞くことならできます。
講師の8割は赤ちゃんがいるママです。
同じ立場に立って話を聞いて、頑張ってるねって、一緒に頑張ろうねって、寄り添えることならできます。
そんなスタンスで2年やってきました。
そんな小さなご提案しか出来ませんが本当にたくさんのお客様が毎日講師の元へ来てくださっています。
だから、今、ちょっと疲れちゃったなぁとか、誰かと話したいなぁとか、そんな思いを過ごしているママさんがいたら、ぜひ私たちの撮影会や、クラスへ来て欲しいなって思います。
ママは笑顔であってほしい、でも、笑顔になれない日だって絶対ある。
そんなママが、ちょっとでも家を出る気力があるとき、ここへ来て気分転換出来る存在になれたらいいなと思っています。
ママいつもお疲れ様、頑張ってるねって、ぎゅーってすることだったら、いくらでもしますから(^-^)
おうちで可愛いおひるねアートが撮れたら、ぜひおひるねアートコンテストも応募してくださいね♪