育児の正解

定期的に入ってくる育児疲れからの悲しいニュース。
先日も1歳と4歳の女の子を育児疲れから殺害してしまったという事件がありましたが・・
自分もいつそうなるか分からない、という気持ちを抱えていたことが私もありました。
一人目の娘が生まれてから、周りの目が怖くて外出が出来なくなったこと
夜が来るのが恐怖だったこと
まともに言葉を話せる人と話したくて夫が帰ってくるまで電気をつけるのも忘れて暗い部屋で娘と向かい合っていたこと
(多分これは夫の中で「やばい」と思った瞬間だったと思う・笑)
一日の中で唯一10分間だけ一人で行けたコンビニですら嬉しかったこと
もう7年前のことだから、笑い話に出来る。
でも、今その渦中にいるお母さんはすごく辛いと思います。
お母さんは赤ちゃんのために全てを犠牲にして当たり前とか
お母さんはいつでも笑顔でいなきゃいけないとか
そんなことないよって今なら言える
良いお母さんってなんでしょうね?
娘が生まれて図書館にあった育児書を全て読んでみましたが、結局正解なんてなかったです。
子育てなんて20年後にならないと正解なんてわからないですよ・・
母乳かミルクか
自然分娩か帝王切開か
保育園にあずけて働くか専業で子供をみるか
20年後にそれが良かったからなんて、言わないでしょ。
(究極を言えば赤ちゃんが可愛いと思えないなら無理に可愛いと思わなくたっていいんですよ。
それをダメな母親だって責めることもしなくていいし。
私から見たら赤ちゃんの生命維持ができているだけで十分良い母親と思います)
講師育成でもお話しているのですが・・
おひるねアートの撮影会やクラスでは何もジャッジしない場所を作りたいと思っていました。
どんなお母さんでもただただ赤ちゃんたちを「可愛い可愛い」って言っているだけの場所にしたい。
育児に対しても「こうしたら良い」とか「これはよくない」とか言わずに
「うちはこうしているよ」って皆がシェアできる場所。
ただお母さんたちの「可愛い」が聞きたいだけだし、ただ赤ちゃんのかわいい写真を残したいだけ。
でも、可愛いは最高の活力剤でもあり、原動力だと思っています。
可愛いの連鎖を全国に広めたくてこの活動をしています(^-^)