プチ起業に思うこと。

実は前回の記事の反響が、結構ありまして・・

あれ、元ネタは(というか私の長文記事の大体の元ネタは)
講師との雑談だったり飲み会の席だったりするんですが(笑)
まぁ大体酔っ払ってこんなお札アートを作ったり
皆で居酒屋で何故かパンケーキ頼んでキャッキャしながら話してるような話題です。
あ、この顔はパンケーキの顔で撮りました。
ただ反響も大きかったので、ほかにも同じ気持ちでいたり迷っている人の参考になればと思い、何回かこういった話もちょいちょい書いていこうと思います。
相変わらずの長文です。
でも、ただ参考にしてもらいたいわけじゃなくて、この話をする理由は3つあります。
1.協会の代表である私の考えを話すことで、より協会に合う人が入ってきてくれる可能性が高いから
2.この考えを読んだ上で、何かしらの思いを持って講師になるか、ならないか決めたほうがお互いのためになるから
3.協会の理念、目標に向かって一緒に進んでいける仲間を探しているから
というわけで、今日は好きなことを仕事にするために必要なことについて私なりの考えを書こうと思います。
最近よく目にするプチ起業やおうち企業、ママ起業という言葉。
リクルートの今年のトレンドキーワードにもなっていますね。
http://www.recruit.jp/news_data/release/2014/1217_15511.html#005
自分が好きなことが仕事になって、社会へ繋がることになったらすごく楽しいですよね。
うちの協会の講師にも多いのですが
子育ても、仕事も、楽しみながらしたい。
という方はやっぱり、好きな仕事をしたほうがいいです。
特に女性は目標を持ってそれに向かってがむしゃらに突き進む男性思考が苦手です。
できれば、仕事の過程も楽しみながら、子育ても充実させたい。
もしくは夫と子供のマネジメント業もあるから、仕事ばかりに打ち込めない。
また、女性は男性に比べたら一般的には結婚、出産、育児、介護などライフスタイルがどんどん変わりますので、どんな状況にも対応できるように柔軟に働きたい・・と思っているのではないでしょうか。
そんな人は、完全にビジネスと割り切る仕事はしんどくなってしまう気がします。
また、自分が働かなくても生活がそこそこ成り立っている(安定した収入源が夫によって確保されている)
という方は尚更好きなことで働くことができる状況にあるので、わざわざビジネスとして割り切る仕事をしなくても良いのではないかと思います。
↑っていう発言は波紋を呼びそうなのであまり深くは触れないですが(笑)
これは、私が男女問わず色々な社長さんとお話をさせていただいて感じたことで、
同じ起業をしている人でも、家族を養っていかないといけないという立場にある人
とにかく生活を成り立たせるだけの収入を確保しないといけない人、
独身か既婚か男性か女性か子供がいるのかDINKSかで、大分違うなと思ったので・・
それを踏まえて、一般的な主婦のプチ起業というケースは割とこのケースが多いのかなと思います。
あと女性でも、そもそも仕事自体が好き、とか、バリバリのキャリアウーマンで旦那さんが主夫の方もいますので、あくまでも一例です。
でも、いざ始めてみたはいいものの、どうしていいかわからなかったり、思うようにいかなくて結局挫折・・という方も多いのではないでしょうか。
じゃあ、好きなことを仕事にするということはどういうことなのかというと
「自分の好きなことが人の役に立ち、対価をいただけて初めてそれは仕事になる」
ということです。
好きなことをしてるだけではただの趣味ですよね。
趣味から仕事に昇格するには、当然、好きなことばかりだけやっていてはダメで
時にはえいって勇気を出して嫌なことに飛び込んでいかなきゃいけないし
恥もめちゃめちゃかくし、批判もされるし・・
というリスクや覚悟を持つ必要があります。
だから、この時点で、自分の好きなことはそこまでしても仕事にしたいのかを考える必要があるわけです。
趣味でも十分か?起業しないといけないものか?
どこかに雇われたほうが自分の能力を発揮できる時もありますよね。
ただ、私の考えとしては、最初はそんなに壮大な志や覚悟を持って始めなくてもいいかなと思います。
だって
「自分の好きなことってこれお金もらえるくらい需要あるの?」
かどうかなんて、調べないとわからないですよね?
だから最初のスタートは何でも良くて、ちっちゃく始めて様子みてから、どうしたいか決めても良いんじゃないかなぁと。
自分の好きなこと、したいことを仕事に出来るか決めるのは自分じゃなくて自分以外の人です。
需要があれば仕事になるし、無かったらならない。
(そもそもターゲットが違うか、売り方が違う場合もありますけど)
逆を言えば自分に何も志がなくても、需要があれば仕事になるんです。


これ、私の前職です↑(^0^)
私の話をすると・・
今までやってきた仕事はどれも「この仕事に就きたい」と思って始めた仕事でした。
理想と現実のギャップに苦しんだり、思っていたことと違うこともあったけど、大好きだったからすごく楽しかった。
で、今やっているおひるねアートは、大きな志があったかというと
始めは仕事にする気は全くありませんでした。
これ、仕事にならないでしょ~って普通に思っていたし、ただの趣味でした。
実は協会を立ち上げる半年前に、同じ話が出ていたのですが、断ったんです(笑)
本を出版する前の、2年前の話です。
今はもちろん本気でやっていますが、私の仕事のきっかけは全部お客様が生み出してくれたものです。
出版も需要があったから出来たのです・・


だから、きっかけはプチ起業でも、ママ起業でも、なんだっていいと思います。
まずは小さくやってみて、仕事になるのかテストする。
いくら良いものだと自分で思っててもお客さんに需要がなければ売れません。
スキルが上がってからとか準備が万端になってからと思うよりはさっさと売ったほうがいいです。
需要があるかどうかなんて売らないとわからないので。
売れないなら商品を変えるかマーケットを変えるかメッセージを変えるか諦めて次に行くか対策が練れます。
やってみて需要があっても自分には合わない場合だってあるから、まずは売ってみたらいいと思います。
ただ、需要があってじゃあこれで起業しようかなとなった場合、立ち止まって考えてみてほしいことがひとつあります。
覚悟を持てるくらいそれを本気で仕事にできるかどうかということです。
というのも、主体が「私」だと仕事として続かない可能性が高いからです。
特に規模が大きくなればなるほど自問自答したほうが良いです。
今の不満な現状を変える手段にしてはいないか?この仕事をずっと続けていけるか?10年立っても続けたいって思うか?
おひるねアートで言えば、今は自分の子をモデルにできるけど、大きくなってもモチベーションが保てるか?
というところですね。
「私」が主体でいつづけると、最初は良くても段々と続かなくなります。
明確な目標がないまま始めるとお客様が見抜いて離れていきます。
同じように主婦で起業しても、続けていく人、やめる人、が出るのはこのためです。
(やめることが悪い、ということではないですよ。
自分にはその仕事に関してはそこまでの気合や覚悟がなかったというだけのことですし)
だから、前の記事でも書いたように
仕事の原動力は「その仕事でお客様を笑顔にしたいか」にしないと気持ちがきつくなります。
そう思ったときに「私」が主体でなくなる瞬間が来ます。
信念や覚悟に関しては、今から壮大な夢を描くよりも最初は小さなもので構いません。
節目節目でしっかりと方向性を確認していけば良いかと思います。
それは、ライフスタイルや、自分のこれからの環境、家族の状況によって自分の気持ちはいくらでも変わるからです。
続けていって本当の思いが見えるときもあるし、最初に思っていた志とはまた違う思いややりたかったことが見えてくるかもしれない。
そしたらまた方向性を決めていけば良い。
私の場合は、流石に出版や協会の登記のときは覚悟を決めましたし、今はもちろん本気ですが・・
その信念が本当の意味で定まったのも協会を立ち上げて半年くらい経ってからでした(^-^;
仕事についても、時代の流れやお客様のニーズ、その時々で変わりますので定期的に方向性をパートナーと確認します。
そして、その信念は、根本は変わりませんが経験を積むほどにもっと大きく深いものになっています。
色々書きましたが、はっきりしてるのはただ一つだけです。
それは、やらなければいつまでも先に進めないということです。
しのごの言い訳せずにえいって飛び込んで、実績作って次のステップに早く行きましょう。
そして結局は人につく。自分自身に魅力がありファンがいれば何をしたって売れるのです。
だから何をするにも人生という短い時間で自分自身を成長させていく、と思えば何でも勉強になります。
何を仕事にするかとか実は結構どうでも良くて、結局自分自身がどれだけ成長して人間的に魅力のある人になれるか。
そこを心から感じていないと、どんなに稼いでいてもつまらない人生になっていくと私は思っています。
おひるねアート協会のブログなのでそっちの話もちょっとしますね。
協会に所属して活動するか、個人でやるか。
一緒にやるか離れるかは、全部今その時の自分がどうしたいか、です。
だから協会は講師の皆さんを縛ることはできませんし、離れてしまったのであれば引き止めておくだけの(もしくは選ばれるだけの)
魅力が協会になかったのだなぁと思っています。
そして、良い意味で卒業したなら、新しい門出を応援したいです。
ただ、おひるねアート協会は「この仕事を本気でやりたい」と思っている講師が多いです。
本気で、というのは、お客様の笑顔のために、という理由ももちろんですし、
やるならきちんとスキルを身について自信を持って提供したい、趣味レベルで終わりたくない、という気持ちもあると思います。
ご家族の協力を得て、時には新幹線や飛行機に乗って通ってくれる方もいます。
お客様の笑顔のお手伝いする技術を本気で身につけたいと思っているからこそ、それなりの投資をして通ってくれていますし、仕事に対しても前向きで責任感のある講師ばかりです。
私としては、やはりそんな講師たちと一緒にやっていきたいと思っています。
だから、おひるねアートに関してはその本気の講師たちの活動が最短で成功できるような
バックアップ(企業との連携、スキルアップ研修、起業サポート、ノウハウ)をどこよりも整えている自信があります。
また、何よりも、同じ志を持った、お金では買えない一生涯の仲間との出会いがあります。
逆を言うと、これに全く興味の無い方は協会には所属しないほうがいいかもしれません。
また、こちらとしても、お客様を大切にできないような方とはお仕事はできません。
だから、もし、この記事を読んでくれているあなたが、おひるねアート協会を選んでくれるなら
この仕事が好き
お客様に喜んでもらうことが好き

という気持ちだけは最低限持ってきてください。
あとは、私がスキルを教えます。
また、パートナーは既にこのベビー系業界で、10年別の協会を成功させ培ってきた実績があります。
どこよりも最短でおひるねアート講師としての活動を大きくさせます。
たくさんの素敵な講師陣とともに、あなたと一緒に活動できる日を楽しみにしています。