私が協会を作ったワケ

よく、おひるねアート協会の紹介をすると

「どうして協会にしたんですか?」
と言われることがあります。
どうして、協会にしたのか?
どうして、私ひとりでやっていくだけではダメだったのか?
その理由をお話しします。
東京11期の育成では、リピーターさんから講師になりたいと言ってくれた方が何人もいるのですが、その中の一人の方からこんなことを言われました。
「おひるねアートは私にとって育児の一筋の光でした」
初めての育児に戸惑い、赤ちゃんを抱えての外出もままならない、誰とも話せない日々が続く中で出会ったのがおひるねアート。
おうちで作っていても楽しいし、撮影会やクラスではたくさんの同じ趣味を持ったママとお話ができる。
かけがえのない友達が作れたこともすごく大きかったとお話してくれました。
おひるねアートを何故協会にしたのか?
私は、そのママさんがお話してくれたことがすべての答えだと思っています。
ママが、育児の中での楽しみを見つけて、コミュニティが広がって、育児がもっと楽しくなるでもいいし、育児にちょっと疲れた時も、お友達と話してまた頑張ろうって思ってほしい。
そして、やっぱりうちの子は世界一可愛いって実感できたらそれでいいのです。
おひるねアートは、よくある赤ちゃん向けの習い事・・スイミングやリトミックなどに比べたら、たぶん赤ちゃんがダイレクトに得られるものはほとんどないと思います。
皆さんご存知の通り、おひるねアートをしても赤ちゃんの頭は良くならないし、体力も上がらないです(笑)
ただ、育児を楽しむことは確実に赤ちゃんを育てるママの支えになります。
娯楽って、人生に大事ですよ。
TVでも、教育番組よりバラエティの方が見られているでしょ・・
だから、どっちも大切なことだと思っています。
ママが笑顔でいるって、それだけで赤ちゃんは幸せなんですから♪
ママが
「楽しい!また育児頑張ろう」
とか
「うちの〇〇ちゃんはやっぱり世界一可愛い!」
って思ってくれたら、それだけでおひるねアートの存在意義はありますし、その写真はこれからも子育てをしていく上での大きな支えになると信じています。
私は昔トリマーをしていたのですが、ふわふわの、可愛くなったワンちゃん達を前にした飼い主さんの嬉しそうな顔と幸せそうに可愛がる姿を見て
「可愛い、と思う気持ちは人生の中ですっごく大事なことなのかもしれない・・」
と考えるようになりました。
育児は大変なこと10の中にある「可愛い!」が1あったらそれだけで頑張れます。
その「可愛い」は、言葉でもしぐさでもいいし、可愛いお洋服を着せたり、可愛い写真を撮ったり、ということも十分な活力剤になると思っています。
そんな「可愛い!」をたくさん増やしていけたら、よくある世間の
「育児は大変、辛い」
というネガティブイメージよりも
「育児は大変な時もあるけど楽しいし、子供は可愛い!」
というごく単純な、人間の本質的なイメージの方が広がるんじゃないかなと思っています。
(あ、子供をどうしても可愛く思えない・・という方ももちろんいると思いますので、そのイメージをゴリ押しするという意味ではないです)
協会を作ったワケはほかにもいろいろあります。
赤ちゃんと一緒に働きたいと思うママの働く場所を増やすこと。
写真だけじゃなく楽しい時間を提供すること。
コミュニティを作ること。
などなど。
今日はその中から一部分を紹介しました。
他の理由もまたちょこちょこ書いていきますね。