【Q&A】no.4 私が起きている赤ちゃんにこだわるワケ・その2

no.3からの続きです。
おひるねアートという名前でありながら、私が起きている赤ちゃんにこだわる理由・・
それは、昨年の夏に撮った一枚の写真がきっかけでした。
それまで、えいちゃんが動き出すようになってからは専ら寝顔の作品ばかり撮っていました。
「寝ている姿のほうが撮りやすいし・・」
というのが理由です。
でも、起きているえいちゃんと一緒に遊びながら作って撮ったこの作品。
私の中では奇跡の一瞬と呼んでいるんですけど(笑)
この写真を見たときに、なんだか初めてえいちゃんと心が通いあった気がしました。
撮影をしている時に、ふとえいちゃんと私の呼吸がぴったり合う瞬間。
たとえば、こんなポーズしてほしいな、という時に本当にそのポーズをしてくれたり
はたまた、思いもよらない動きがめちゃめちゃ可愛い写真になったり。
撮影を重ねる内にどんどんえいちゃんとの波長が合ってきて、最高の一瞬が撮れる時があります。
そういう奇跡の一枚がいつの間にかたくさん増えて、気がついたら寝ている写真よりも起きている写真を撮るほうが多くなってきました。
それは、特に難しくなる1歳を過ぎてからのほうが感動します。
1歳を過ぎる頃になると、表情も動きも本当に豊かになって、作品に赤ちゃんの命が吹き込まれるからです。
寝ている時も、起きている時も、赤ちゃんはもちろん主役であることには変わりはないのですが
起きているときは赤ちゃんの動き、表情で同じ作品でも全く違うものになります。
必ずしも笑顔じゃなくても可愛いのですよ!
その面白さと、良い写真が撮れた時の感動にはまり、ここまで撮り続けてきました(笑)
(多分生まれてから今までで500作品くらいは撮っているんじゃないかと思います)
撮った写真を「この表情良いなぁ、でもこっちの動きも可愛い・・」
と、選んでいる作業がいまだに一番楽しいです。
その思いは私の2作目の写真集にも書いてあります。
2作目の写真集は起きている写真もだいぶ多いです。
おひるねアート/宝島社
¥1,132
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結論:おひるねアートはただセットを作って赤ちゃんを寝かせるだけじゃない。赤ちゃんと一緒に作る最高のアート写真です♪
それは、おうちで撮る時も、イベントやクラスで撮る時も変わりはありません。
たくさんのご家族の方に、赤ちゃんと一緒に幸せな時間を過ごしてほしいなと思っています♪