優秀賞
うめはら ゆうこ
おひるねアート CoUme日和
【講師になる前→なってからの自身の生活や心の変化を「Before→After」形式で教えてください】
講師になる前は、はじめての子育てでとにかくお出かけするのが怖く不安でした。
どこに行っていいのか、電車に乗って泣いたらどうしよう…授乳できる場所はあるの?
心配しすぎて家で娘と2人きり。弧育てに近い状況になりかけていました。
おひるねアートと出会い、家の中でもアートでおでかけできる!と発見。
Facebookにアップするとたくさんのいいね!とコメントがうれしかったです。
はじめての子育てで同じようにお出かけをためらってしまうママさんたちにも「おひるねアート」を教えてあげたい!こんなアートあったらな…を自分で作れたらいいな!と講師を目指しました。
講師になってからは、子育てをしながら撮影会やイベントをしている先輩講師の姿に刺激を受け、外出する勇気がわきました。
おひるねアートで使う小物を探しに行く日々。これ使えるかも?の出会いを楽しみながらの買い物。ステキなお店や絵本、景色からこんなテイストのアート作ってみたい!と常に頭の片隅に「おひるねアート」があります。
それがとても楽しくて、今も隙間時間を見つけては幸せな妄想の時間です。
【講師になってよかったことは何ですか?】
なにより堂々と親バカ宣言ができることです!
また、自分の子どもだけではなく、お客様の赤ちゃんの成長も共に喜んだり驚いたり共感したりできることです。
子どものために、家族のためにはじめたおひるねアートがどこかのご家庭の大切な思い出の1ピースになってくれていると思えるだけでしあわせな気持ちになれます。
2人目を出産した今、講師育成に一緒に通ってくれた娘はすっかりおひるねアートが生活の一部で、弟と一緒におひるねアート撮りたいから作って!とリクエストも。講師を続けていてよかったなと思えた瞬間でした。
息子は生まれながらに専属モデルの運命です!
【お客様と日々接する中でもらった嬉しかった言葉や特に感動したエピソードがあれば教えてください】
お客様との出会いはどれもうれしいものだらけで、どのエピソードにしようか迷ってしまうくらいたくさんのエピソードがあります。
その中でも、私が講師を続けていてよかったと思えたエピソードをご紹介します。
私が2人目を妊娠してつわりがつらかった時。
撮影会をこのまま続けようか、それともやめようか迷ったことがありました。
そもそも、1人目の妊娠時にハイリスクで管理入院もした経験があったため、万が一何かあってお客様にご迷惑をおかけしたらどうしようと不安で仕方ありませんでした。
お客様に気を使わせたくないと妊娠のこともギリギリまでお伝えしていませんでした。
(幸いにも!?身体が大きいのでほとんどの方にギリギリまで妊娠を気づかれませんでした!本業の同僚にも…)
そんな時、何度か撮影会にご参加いただいているママさんから、数日前にお子様の体調がすぐれないのでキャンセルするかもしれないという連絡を受けました。
体調不良は仕方のないことです。万が一感染力のあるものだと他の参加者さんにも申し訳ないので、看病で大変な中きちんと連絡をくださったことにお礼をお伝えしたのです。
数日前だったので、体調が回復されたらぜひお待ちしています!と添えて。
撮影会当日、開始時間を少し過ぎたころに連絡をくださったママがいらっしゃいました。
体調回復したのね!よかった!!と思ってベビーカーをのぞき込むと…あれ??大きい!?!?
CoUme日和では参加者の年齢制限は設けていません。
ゴロンを嫌がってしまった場合の途中お休みや、卒業もママのタイミングで。
実はいつも参加してくれていたのは妹ちゃんで、妹ちゃんが体調不良とのことで急遽お姉ちゃんが参加してくれました。
年齢をうかがわなかったのですが、お姉ちゃんは5歳前後だったと思います。
自力では歩けない個性を持っていて、ママに抱っこしてもらってアートにゴロンしてくれました。
ピカピカ光るお気に入りのおもちゃをママが持参してくださり、一緒に目線誘導をしておひるねアートを楽しんでくれました。
お姉ちゃんはにっこり。
そんなお姉ちゃんの笑顔をみてママもにっこり。
迷ったけど連れてきてよかった!もっと早くつれてくればよかった!と。
以前、24時間テレビでもおひるねアートの正解で大冒険をするという挑戦がありましたが、まさに目の前のアートで笑顔になる瞬間に立ち会えたのです。
撮影会続けていてよかった!年齢制限設けていなくってよかった!
ママがお姉ちゃんと一緒に行こうと思ってくれてよかった!!!
その後、数回お姉ちゃんが参加してくれました。
場所に慣れてきたのか、アートの中が楽しいと思ってくれたのか、参加回数を重ねるたびに手足をバタバタさせて嬉しそうに笑顔でアピールしてくれました。
年齢の割には、体重は軽い方だとは思いますが、ママは抱っこで移動…お着替え…大変でしたよね。パパさんが妹ちゃんを抱っこして、後からヘルプに来てくれたこともありましたよね。
お姉ちゃんが衣装(さすがにちょっと丈は足りなかったのですが…)にお着替えした姿を見た、パパさんのあの嬉しそうな表情も鮮明に覚えています。私までうれしくなってしまいました。
今思えば、ベビーカーだったのかバギーだったのか…あまり気にしていなかったので覚えてはいないのですが…のぞき込んだ瞬間のびっくり!ママさんと「急に成長しちゃったかと思ってびっくりしましたよ!!」と笑いあったのを覚えています。
私が撮影会も産休をいただいていたので、しばらくお会いできていないのですが…ご家族の想い出の1ピースになっていたらうれしいです。
出会ってくださったことに感謝です。本当にありがとうございました!
【あなたにとっての「おひるねアート」とは?「おひるねアート協会」とは?】
おひるねアートは私を弧育てから救ってくれた大事な存在です。
現在は正社員として働くワーママ講師(2度目の育休中)なので、表向きには夢中になれる家族も巻き込む楽しい趣味です。娘(3歳)の朝活にもなっています。
そして今ではお客様の笑顔とつないでくれる大切なツールです。
おひるねアート協会はキラキラする向上心の塊のような人たちが集まるコミュニティです。
お会いした事ない講師もたくさんいますし、物理的になかなかお会いできないような遠方の方もたくさんいらっしゃいますが、Facebookやブログなどでなんとなくつながっている気になれます。
こんなに多彩な人たちと同じ協会の「仲間」だというだけでなんだかお得にな気分になれるので不思議です。
【これから講師へなろうと思っている方へひとこと】
時間は有限です。あっという間です。
特に小さなお子様がいらっしゃるのであれば、時間がよりあっという間に過ぎていくように感じるかもしれません。
そのあっという間の一瞬の「今」をステキに残せるおひるねアート。
もし迷っているのであればぜひ一歩を踏み出してほしいです。
だって、その考えている時間であっという間に成長してしまうから。
講師になれば、たくさんのつながりもできるので、まるで掛け算のように笑顔が増えていきます。
たくさんの講師がいますが、講師の数だけアートがあるし、雰囲気も全然違います。
(中にはアートを作るのが苦手な超ベテラン講師もいらっしゃいますよ!)
ぜひ、ご自身なりのおひるねアート講師になってくださいね。
それから、講師活動をするには家族の理解と協力が何より重要です。
撮影会だけではなく、アートの試作・お客様対応でメールやブログなどで作業する時間も必要になります。
また、ついつい「これアートに使えるかも!」と衝動買いもしてしまうので荷物もかなり増えます。収納場所の相談・準備・理解も不可欠です。
それがクリアになれば、きっとご自身も心からおひるねアートライフが楽しめると思います。
何よりも「おひるねアート」が好きであること、準備含め楽しいと思えることが何よりだと思います。