森真理香
『岐阜県関市/岐阜市(芥見)/岐南町/各務原』おひるねアート アルバムカフェ にじいろのせかい
【講師になる前→なってからの自身の生活や心の変化を「Before→After」形式で教えてください】
BEFORE
毎日子育て、家事に追われ、一日があっという間に過ぎていく日々。嫌ではなかったし、子育ても楽しかったが同じような一日が毎日繰り返されている感じがして、メリハリのない日々だと感じていた。
AFTER
講師になってからは、自分の好きなことを子どもと一緒に作り上げる喜びを感じて、毎日が変わった。子育てでつらいなと思うこともあったが、息子にあうアートを考えたり、笑顔で取れた時には、すごく嬉しくて、気持ちに余裕が出てきたように思った。また子育て中のママたちと交流でき、気づいたら自分自身が楽しんで撮影会を行っていた。
【講師になってよかったことは何ですか?】
私がおひるねアート講師になってよかったなと思うことは、また赤ちゃんやママたちと関われるようになったことです。
私は、出産前まで保育園で8年働いていました。出産を機に、退職。主人の仕事が自営のため、いずれは手伝うということもあり、復職もするつもりはなく、これで赤ちゃんやママとの関われる仕事とはお別れだと、寂しい気持ちを持ち続けていました。
出産後は、初めての子育てに追われ、それなりに充実していましたが、心のどこかでまた赤ちゃんやママと関われる自分でできる仕事はないかと探していました。
初めておひるねアートを見たとき、「これだ!」と思い、協会のHPを検索し、運よく育成プログラムが名古屋で近々行われることを知り、申し込みました。
おひるねアートの良いところの一つとして、子どもと一緒に働けること。
できるだけ3歳になるまでは、自分の近くで子どもの成長を見守っていたいと思っていたので、子連れでできるおひるねアート撮影会は本当に夢のようなお仕事でした。
実際に、息子が2歳半ぐらいまでは撮影会に一緒につれていっていました。
私は恵まれていて、息子は生まれてからほとんど人見知りもなかったので、たくさんのママたちに声をかけて頂き、一緒に遊んでもらうこともあり。
そんな中で、目の前で母親である私が仕事をしている姿を見せることができたことも、講師になってよかった点の一つだと感じています。
3歳になった今では、私の仕事もなんとなく理解し、「お仕事、撮影会」という言葉がでます。
講師になって、もうすぐ2年になります。
初めはただ、撮影会をなんとか時間内にやりきることでいっぱいでしたが、少しずつ慣れ、余裕が出てきてからは、一緒に参加しているママ同士で楽しくおしゃべりしていたり、撮影中に赤ちゃんをなんとか笑わせようと一緒に頑張ったり、子育ての悩みを聞いたり、聞かれたり、子ども同士で触れ合う姿、それをみて笑顔になるママたちをみて、
自分のやりたかった「赤ちゃんとママと関わりたい」ができたことに喜びを感じました。
そしてそんな場を作れたことが嬉しかったです。
おひるねアートは必ず子育てとどこかでつながっていると思います。
そんな赤ちゃんとママをつなぐアート作り。
時には、自分の思い通りにならず、完成に時間もかかることもありますが、出来上がったときには、このアートでたくさんの赤ちゃんに写真を撮ってもらえるかと考えただけでも楽しいです。
また、私の作ったアートを「かわいい」といってくれる方、「かわいく撮れてよかったです」、「また明日から子育て頑張ろうと思います」というママたちからの嬉しい言葉に、本当におひるねアート講師になってよかったなと思いました。
これからも、その声を大切に、もっと楽しい撮影会を開催できるように、赤ちゃんとママとの関わりあいを大切にしていきたいと思います。
【お客様と日々接する中でもらって嬉しかった言葉や特に感動したエピソードがあれば教えてください】
お客様からもらってうれしかった言葉は、もちろん「先生のアートはかわいい」です。
まだ撮影していない、予約の時点で「先生のアートがかわいいので、毎月次はどんなアートか楽しみです」と何回かいろんなママに声をかけて頂きました。
その言葉で、アート作りがうまくいかなくて悩んでいても、必要としてくれているママたちがいる!と思うと力が湧いてきて頑張ることができます。
【あなたにとっての「おひるねアート」とは?「おひるねアート協会」とは?】
私にとっておひるねアートとは、子どもの成長を残すツールです。
もちろん撮影会にきてくれる子どもたちにあうアートを考えますが、まず第一は、息子がアートに入ったら、かわいくなるかを考えてしまいます。
撮影会じゃないときも、アートを作ってなくても、出かけた先でつい、「これはアートにつかえる」「こんなアートどうかな!」と考えてしまいます。
今まで撮った写真は、アルバムでまとめたり、シャッフルプリントしたり、普段の写真も大切な思い出ですが、おひるねアートはとにかくいろんな表情があり、「この時は泣いてたな~。いないいないばあで笑ってくれるようになった」とその時の息子を思い出せて、おひるねアートを撮り続けてよかったなと思います。
だから私にとってはおひるねアートはなくてはならないもので、これからも息子がアートに入って写真を撮らせてくれる限り、撮り続けようと思います。
【これから講師へなろうと思っている方へひとこと】
おひるねアートは素敵なお仕事です。
ただアートを考えて、作って、撮影会の用意をして、撮影会を行って・・・すべて1人でやらなければならなくて、大変なお仕事でもあります。
でもその先には、撮影してもらえた達成感、ママやパパの笑顔、さらにその先にパパ、ママの楽しんでいるところをみて笑顔になる赤ちゃん。
大変な分たくさんの楽しい、嬉しいことが待っています。