【2017講師アワードエピソード】五味まりこ

 

五味まりこ
【長野県】おひるねアート 和~なごみ~【南信】飯田市・下伊那郡【中信】安曇野市・山形村【講師になる前→なってからの自身の生活や心の変化を「Before→After」形式で教えてください】

Before…第三子が産まれ、とにかく育児に手いっぱい!自分の時間を楽しむ余裕もなく、1日中家の中で過ごして終わる日ばかりでした。
After…講師になって、生活の中に、アートを作る時間、SNSを発信する時間、会場を探しに歩く時間などが増えたことで、「時間は自分で作れるものなんだ!」と気付かされました。これができるなら、あれもできるはずだという自信になり、育児サークルや支援センターに遊びに行ったりママ友達に会ったり、私生活も楽しめるようになりました。

【講師になってよかったことは何ですか?】

世界が広がったことです。
お客様や講師同士の交流が楽しく、地方にいても全国のママたちとの交流を楽しむことができます。

【お客様と日々接する中でもらって嬉しかった言葉や特に感動したエピソードがあれば教えてください】

長野県飯田市は、ほどよい田舎です。その土地で、私は県内初の講師となりました。
おひるねアートの前例がない長野県。撮影会場を探す中、「2000円以上のイベントなんて、田舎のママは絶対来ないよ」と言われることもありました。

そんな中、Sさんは、細々と撮影会を初めて3ヶ月の頃に参加してくれたお客様です。体験教室に来てくれたお友達から聞いたと、参加してくれました。
それから毎月の撮影会に来てくださり、時には旦那さんも一緒にきてくれて、息子さんもニコニコ笑顔に。家族で撮影会を楽しんでくれました。
息子さんが一歳の誕生日を迎えると共に、仕事復帰することになったSさん。最後の撮影会で、ちょうど新聞の取材があり、翌月掲載された新聞には、脚立に乗って撮影しているSさんと隣で目線誘導をしている私、2人の笑顔が載っていました。
「なんて楽しそうなんだろう!」
初めて外から見た自分の撮影会の様子でした。楽しい撮影会はお客様と一緒に作っているんだ、と実感しとても嬉しかったです。
掲載新聞は私の宝物です。
それから数ヶ月。
休日開催の予約を開始した時、Sさんから連絡があり、ちょうど仕事が休みなので久しぶりに参加したいと予約してくださったのです。不規則で大変なお仕事にも関わらず、撮影会に合わせてお休みを取っていきたという、嬉しいお言葉もいただき、細く長くこれからも撮影会を続けて行きたいという思いに後押ししてくれました。

【あなたにとっての「おひるねアート」とは?「おひるねアート協会」とは?】

「1日中、子育てに奮闘しているのなら、子育ての中で趣味を見つけてしまえばいいんだ!」
おひるねアートは、私の最高の趣味です。
撮影会を開いたり、SNSで様々な方に見ていただけたり、1人では始めることができずにいたこと、おひるねアート協会に入ったからこそ実現することができました。
協会は講師たちを支えてくれるHOMEです。

【これから講師へなろうと思っている方へひとこと】

田舎で講師になろうと思っている方へ。
大きな会場、大きなイベントで開催している都会と比べれば、おひるねアートに対する認知度の違いや温度差はあると思います。
ですが、撮影会に来てくださるお客様から
「こういう撮影会、テレビの中だけの話しだと思っていました!」「イベントで行きたいと思って調べるとだいたい都会の方。この飯田市でこんなに楽しいイベントがあって嬉しい!」という田舎ならではの声も聞かれます。
新しいことを始めるのは勇気のいることですが、お住いの地域でもお客様の喜ぶ声が聞けるといいですね!

素晴らしいエピソードをありがとうございました。