【2020講師アワードエピソード優秀賞】岡田彩子『自分の使命を見つけました』

優秀賞

岡田彩子

【講師になる前→なってからの自身の生活や心の変化を「Before→After」形式で教えてください】

Before
私は結婚を機に静岡県から広島県に引っ越してきました。もともと友人が多いほうではないので、知り合いがいない土地でも不自由することなく過ごしていました。
しかし子供が生まれて状況が一変! まだ動かない、喋らない息子と一緒に行くところがない。行動範囲も限られる。おひとりさまが得意だったのに息子と二人で家に籠っているとだんだん孤独や不安を感じるようになりました。
そんなときに出会ったのがおひるねアートでした。動かない小さな赤ちゃんとも一緒に楽しめる。家にあるもので作れる。私の孤独な育児が楽しいものになりました。

After
撮影会にもたくさん行き、家でも作っていた楽しいおひるねアート。去年の12月、ついに講師になりました。趣味のおひるねアートが仕事になるぞ!というときに世の中は外出自粛になりました。
自粛明けの撮影会に来てくれたママは、最近他県から引っ越してきたばかりで赤ちゃんとお出掛けできるところを探していた方でした。
当時の自分と重なって、育児のときに孤独を感じるのは自分だけじゃないと気づきました。
あのとき孤独だった育児を楽しくしてくれたおひるねアート。今度は私が孤独を感じているママたちに楽しい場所があるよ!楽しい撮影会があるよ!と伝える番なのだと、自分の使命を見つけました。

【講師になってよかったことは何ですか?】

ものを作る楽しさを思い出させてくれました。おひるねアートは私がアートを作ったら完成ではなく、赤ちゃんがアートの上に寝転んでママが撮影して完成になります。ママと一緒に作品を作る達成感はとても気持ちがいいです。
また家族との話題も増えました。おひるねアートの素材を作るときは家族みんなに意見を求めて、時には一緒に作ってもらうこともあります。家族で共有するものが増え家族に感謝し、感謝を伝える機会も増えるようになりました。

【お客様と日々接する中でもらって嬉しかった言葉や特に感動したエピソードがあれば教えてください】

2020年は外出自粛の雰囲気の中、前回の撮影会に来てくれたママがまた来てくれたときが嬉しかったです。その方が「私も子供も楽しかったからまた来ました。」とおっしゃったときが本当に嬉しかったです。
私は子供に関する仕事をしたことがなかったし自分の子供も一人しかいないので、赤ちゃんとの接し方はこれでいいのかな?ママとの会話はこれでいいのかな?と今でも手探りですが、自分がどういう講師になりたいかヒントが見えた瞬間でした。

【あなたにとっての「おひるねアート」とは?「おひるねアート協会」とは?】

いつも同じようなタオルの上で寝転んでいるだけの日常写真がちょっとステキな成長記録写真になりました。
生活感いっぱいの日常写真とも違う。写真館で撮るスペシャルな写真とも違う。気軽に撮影できるちょっとステキな成長記録がおひるねアートだと思います。
おひるねアート協会は居心地のいい場所です。青木先生をはじめ先輩も同期も優しくて面白い人ばかりで、私の変わった個性を見せちゃっても許してくれるところです。

【これから講師へなろうと思っている方へひとこと】

自分のやりたいことを仕事にする楽しさがあります。
おひるねアートはアートを作るだけじゃなくて、撮影会用のチラシやSNS用の動画などいろいろなものを作るので、新しいことを楽しく挑戦できます。
もちろん大変なことも多いですが、そんなときは先輩たちが助けてくれます。特にリモートが当たり前になった今では全国の先輩たちとの距離がグッと近くなったので、いろんな話が聞けて勉強になります。
何より!大人になってママになってママ友とも違う仲間ができることが幸せだと思います。