代表の青木です。
ママが子育てに悩んでいる、自分にも辛くあたってくる、というパパへ今日は伝えたいことがあります。
結婚した時と変わらず、ずっとママの心を守ってあげてください。
10ヶ月いろんな辛さと戦って、お腹の子を必死で産んでボロボロになっているママを守ってあげられるのはパパしかいません。
赤ちゃんのお世話や家事育児のフォローは他の人でもできます。
パパしかできないことはママの心を守ることです。
産後クライシスは子どもが大きくなったら終わりではありません。
子どもが巣立つまでずっと起こり得ることです。
ママが安心して子育てができるために、パパはママのお父さんになるくらいの広い器でママを包み込んであげてほしい。
「俺が守るから大丈夫、一緒に頑張ろう」
「いつも家を守ってくれてありがとう」
と言ってくれたら行動で示してくれたらママは子育てを踏ん張れます。
私が全部しなくてもいいんだと思えたら、少し心が軽くなります。
そして子どもの前でママの悪口は絶対に言わないでください。
子どもが言ってきても同調しない。
結婚した時に一生守ると決めたなら、相手が我が子であっても守ってほしいのです。
ママと子どものためにママを守るのです。
わざわざ、親子の関係を悪化させることはしなくていいんです。
パパがママを一番大事にしたら、子どもはママが守りとおします。
子どもも、パパがママを大事にする姿を見て
男の子だったら自分もこんな風に愛した人を守るんだと思えます。
女の子ならこんな風に自分を愛してくれる人と結婚したいと思えます。
子どもにとって一番身近なロールモデルであり
どんな男性になりたいか
どんな男性と一緒になるか
の理想となるのがパパです。
子どもと一緒になってママを馬鹿にしたらママの居場所は無くなってしまう。
子どもにも
こんな風に配偶者を扱っていい
扱われることになる
という姿を見せて良いことなんかひとつもない。
ママが子どもとの関係に悩みながらも安心して過ごせる場所を作ろうとしているのに、端から壊すようなことはしないでほしいのです。
子どもを産んでからママは子どもを守るために変わらざるを得なくなったこともたくさんあります。
でも、パパは、ママと同じ役にならなくていいんです。
ママは子育てもしながら善悪も教え、子どもが自立するために奮闘しています。
心配のあまりつい口うるさくなってしまうときもあります。
その役を代わってほしいのです。
ママだって本当は美味しいとこどりしたいです。
怒られた子どもの駆け込み場所になりたいです。
叱り役をママがしなくて良くなったら、ママの心の荷が少しおりて優しくなれる余裕ができます。
子どもがママと喧嘩したら子どもではなくママの肩を持ってあげてください。
「ママを泣かせるな」とひとこと言うだけでもいいです。
公平じゃなくてもいいんです。パパの役目はママを守ることです。
パパ&子どもvsママの図式を作ったらママは自分の存在意義を見出せなくなってしまう。
信頼している人たちが味方じゃなかったと知った時、絶望しかなくなります。
愛する人のニコニコの笑顔を守ること。
愛する人がちゃんと自分を守ってくれていると実感したら、ママはもう戦わなくてよくなります。
気を張る必要がなくなります。
パパがママをどのように扱っているか
同じようにママがパパをどのように扱っているか
子どもは見ています。
だから夫婦の関係性は子育てで一番大事です。
人の愛し方、愛され方を学びます。