代表の青木です。
起業当初より仲良くさせていただいている女性経営者の方がたくさんいまして、ときおり一緒にご飯を食べます。
皆さん、畑は違えど会社を、事業を起こし、何もないところからお金を産み雇用を生んでいる人たち…私はまだまだひよっこですので、毎年人を一人増やすだけでもドキドキしてしまいますが(お給料ちゃんと払えるように頑張らなきゃ!という気持ちです。はい。)
皆さんと会話をしながら、結局行き着くのは女性の幸せについての話。
今日はそれを少しお裾分けします。
これは、いま現在起業をしよう、と思っている方…法人にしろ個人にしろ…に届けたいのですが
最初に記述した女性経営者の方々あるいは、自分の稼ぎだけで生活できるくらいの女性の諸先輩方の
皆さんの意見はほぼ同じ
「女性が幸せになる方法は自分で経済力をつけて自立すること」
だと言っています。
パートナーと同等じゃなくても良いのですが自分一人くらいは養えるくらいのお金です。
とにかく、働いて自分の力で0から新しいものを生み出しお金を稼ぐという経験は、何物にも替えがたい自信を生み出します。
そして、これから先とくに女性は、この自分で稼ぐ力というものを身につけた方が良いと切々と感じるのです。
もちろん、お子さんが小さいので今は育児に専念したいとか、パートナーと話し合った結果自分が働かないという選択をしている人は、この先は読んでもあまり意味がないかもしれません。
女性が経済力をつけることでのメリットは
・選択肢が一気に増える(出来ること、行ける場所、経済面で行動を縛られない)
・気持ちの面で、子供やパートナーに依存しない生き方ができる
・パートナーが仕事ができない状態になった時のリスク回避になる(助け合える)
・相手の仕事に対しての理解ができ、尊敬の気持ちが生まれる
・お互い対等だという意識が持てる
経済力がないとそれが出来ないのかというとそうではありません。
ただ、ひとつの事例として聞いた話で、自分の力で生きていける能力がないとパートナーの裁量で我慢も強いられ、離婚を突きつけられることもあるということ(熟年離婚を男性側から言われるケースが増えているそうです)あるいは離婚したくても経済面で不安があり行動できない
パートナーの仕事がうまくいかなくなったり、倒れたら、共倒れになるリスクもありますね。
そうならないように、家庭を維持するため、パートナーを支えるためのひとつの方法でもあります。
でも、
これは、一種の仮説ですが…
最近の男性育休の話で
男性も女性並みに家事育児ができるようになることを求めるなら
女性も男性と同じくらい稼げることを求められるかもしれない。
そうなったら私は自信がないし、パパを家事育児に巻き込んだら私の居場所がなくなっちゃう。
と思って、あえて自分を我慢の道や大変な道に追い込んだり、パパの家事育児にダメ出しをしたり、何もかも先回りしてやってしまって、勝手に怒ったり文句を言ったりしていないでしょうか?
なぜいきなりこんなことを話しているかというと、専業主婦時代の自分の思考がまさにそんな思考だった時があったのです。
働かない言い訳をパートナーのため、子供のため、にしていたことがあったのです。
でも、自分の選択や人生はパートナー次第で決まるため、他の家庭を見て、あっちはこうだ、こっちはこうだと気になったり、自分の人生に集中していないような感覚でした。
あるいは、パートナーの方が、奥さんが出世したり自分より稼ぎが多くなったらプライドが傷つくし威厳を保ちたい、と思って押さえ込んでいるケースもあるかもしれません。
それは共依存の状態です。
話が飛びましたが、
昔の自分を掘り起こされたようでその日の食事会は耳が痛い話もありましたが、その時の気持ちはいま不満を抱えつつも我慢して耐えている女性の気持ちと変わらないと思ったのです。
愚痴を言い続けるくらいなら自分が変わったらいい。(と昔の私に言いたい。笑)
愚痴を言い続けて我慢するか、責任は付随するけど自由になるか。
両方経験して思うのは自分の足で立つ方がずっと生きている感覚はあるということです。
(余談ですが我が家は家計を完全別にしました。これにより、パートナーに対してお金の面でより感謝するようになりました…し、相手も私の家事育児に対して思いきり感謝をしてくれます)
もうひとつ響いたのは、パートナーシップについて
「愚痴を言い続け結婚生活に不満を持ちながら生きるのも、考え方を変えてパートナーの良いところを見つけて楽しく生きるのも同じ1日。なら、愚痴を言っている時間を減らして自分が変わった方が良いよね」
という話でした。
パートナーの行動はただの事実にしか過ぎない。
それをよく受け取るか悪く受け取るかは自分次第なのです。
女性は、特に主婦の方は、子供でもパートナーでもとにかく誰かの時間軸で生きている時間が長いです。それは事実です。
でもそれを悲観してても変わらないので、その中でも自分が選択してこうしているのだ、というふうに解釈を無理くりでもするのです。
愚痴や不満は言い続けているとその思考癖がついてしまいます。
これは
「自分の機嫌は誰かにとってもらって当然」
という傲慢な態度にも繋がります。
違うんです。
自分の機嫌は自分でとるものです。
ベタですが、育児や家事で毎日が回らなくてイライラしてしまうなら、少しでもやらない方法を考えたり自分が我慢しなくても良い方法を考える。
そんな事したらあとでしわ寄せがきて結局私がやるんです、と言いたい気持ちもわかります。
私も疲れてたらそう言い返しますね(笑)
ただ私がその思考になるのを少なくしよう、と思ったのは、結局自分が不機嫌だとマジで何もいいことないなと思ったからです。
ちょっとしたことでも悪しき思考癖は、習慣化してしまうとなかなか変えられない。
だから、習慣化する前に断ち切ったほうがいい。
そして何より自分の人生を生きていないと後悔するのは
いま平穏でも明日死ぬかもしれない。
パートナーや子供がいなくなるかもしれない。
という予測を心の隅にでも立てておいて欲しいのです。
その時立たなきゃいけないのは自分だし、愚痴や不満も、それは本当に言うべきものか?を考えて、1日1日を大事にする事を考えて欲しいのです。
まずは、どんな毎日を生きていても、それは自分で選んだことであるという意識を持つ。
(これ、女性じゃなくてもです。皆です)
変えたいなら自分が変わるしかない。
自分の行動を変えるのか、意識を変えるのか。
誰も自分の人生に責任を取ってくれない。
不満や文句を言っているだけでは何も変わらない。
冒頭で、女性が幸せになるには経済力をつけると書きましたが、正直どんな生き方が幸せか、なんて、それは本人じゃないとわからないです。
その生き方に自分が納得していればなんでもいい。
それが幸せだと思うのならそれでいいんです。(本当に)
ただひとつだけ、覚えていて欲しいことがあります。
自分の幸せの定義はきっと少しずつ変わっていきます。
パートナーの成長、子供の成長、環境の変化、に合わせて自分以外の誰かの幸せも変わっていくこともあるでしょう。
そこをすり合わせ、自分の幸せもところどころ見直して、今も本当にこれが幸せか?と問い続けること、チューニングし直していくことが大事です。
今の現状に違和感を感じたら…
そこから動いてもいいし、でも動かなくてもいい。決めるのは自分自身なので。
違和感を感じているんだな、ということだけは心においてください。
それはいつの日かちょっとでも動き出す小さな原動力となるかもしれません。
でも、毎日、何かモヤモヤしていて、こんな自分をちょっとでも変えたいなーと思ったら
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