代表の青木です。
ラボネットワークさんのメルマガを半年に渡って寄稿予定ですが、第一通目が先日配信されました
カメラも美術も学んだことが無い普通の主婦が
なぜ趣味から4ヶ月で写真集を出したのか?
なぜ写真で起業したのか?
のお話を書いています(*^-^*)
近年、ママフォトグラファーさんの起業が増えてきました。
子育て中のママこそママフォトグラファーという働き方は非常に相性がいいと思っています。
そんな話を半年間の中で配信していければと思いますので、ぜひメルマガにも登録してみてくださいね!
今回、久々に自分の起業したときの頃を書きました。
私が何か特別な才能があったとか、もともとすごく仕事ができたとか、そんなことは全然ありませんでした。
専門学校卒業後、トリマーとして就職し、社会人経験はその2年だけ
両親兄弟含めオール公務員、という、ザ安定志向の家庭で私だけかなり好き勝手してた異端児。
親はかなり心配していたことでしょう💦
私はそれが窮屈だったのかもしれません。
中学生くらいまでは学級委員をやったり、先生や親の評価を絶対として生きてきて、完璧主義で負けず嫌いで…
高校生で「◯◯な自分じゃないと愛されない」のピークがきていろいろ爆発し
(長くなるので割愛)
いまに至ります。
ブログで偉そうなことを言っていても、いまだに親の評価を気にしてしまうときもあります。
という事で
前回の記事では子供のためにママは好きなことをしてくださいと書きましたが
今回は、お母さんのためにママは自分自身をちゃんと幸せにしましょうという話を書きます。
前回の記事でも書きましたが
母親の力って絶大なんです。
無意識にいまママである私たちも
「お母さんの理想の娘」
「お母さんが幸せになれそうな娘」
を演じてしまっている時があります。
お母さんに幸せになってほしいから
「お母さんが思う【幸せな私】」
を見せることで
お母さんを安心させたいと思っている。
私は、起業した時からどんどん自分の母が思う
「母が望む幸せ」
を壊してきたように思います。
(今だから言うと、数年前に保育士の資格を取りましたが、その理由のひとつに「一家全員公務員だから私も何か安心できる資格が欲しかった」と言うのがあります…それが私が両親から認めてもらえるものみたいな気がしていました)
母の望む幸せを勝手に作りあげて、それとは反している(と思い込んでいる)自分にどんどん罪悪感を感じながらも
自分の人生を生きるためにはどうしても母が望んでいる幸せを裏切らなければいけないと感じていました。
「お母さんごめんなさい」
と泣きながら母に頭を下げたこともあります。
私は私の幸せをちゃんと生きたい、と思った時に強烈に思ったのが、この
お母さんごめんなさい
でした。
次の日、置き手紙が置いてありました。
「何があってもお父さんとお母さんは水理の味方です」
と。
勝手にお母さんに罪悪感を感じていたのは私の方だったんですね。
私の人生に私が責任を持つと決めて
でも、別に決めてなくても
お母さんはどんな自分でもきっと味方でいてくれるんだと思います。
私たちを含む世のお母さんが望むことは
「子供の幸せ」
ですね。
どんな風に育っても良い
その子が幸せだと思いながら人生を生きてくれたらいい
そう思っているのに、どうして自分の事になると、勝手に
「こういう自分でいないとお母さんに愛されない」
と決めつけてしまうんでしょうか。
でも、思うのは
そうやってお母さんのせいにしていたら
自分が楽なんですよね。
お母さんのせいにできれば
自分の人生に責任取らなくていいし
怖いことを乗り越えなくてもいい。
お母さんが悲しむからって、言い訳して
自分の人生を生きなくてもいいのは楽です。
でも、そしたら
それを見て育った子供は、同じようにします。
だって、楽なんだもの。
ママの言うことを聞いて
ママが望む幸せを生きようとして
ママが悲しむからって自分の人生を蔑ろにするのって
楽なんです。自分で責任取らなくていいから。
でもそれじゃいつまでも自立できないです。
家を出ていて物理的には自立してても心は自立できてないんですね。
だから、お母さんからちゃんと子離れしないといけないんだと思います。
私の母は先日定年をむかえましたが、最近
「お母さんいまとても幸せ」
と言っていて、私は安心しました。
心のどこかで、お母さんをみくびっていたのかもしれません。
私が幸せでも幸せじゃなくても、お母さんはお母さんの人生があって、それは私は決める事じゃない。
でも、やっぱり幸せでいてほしい。
お母さんには。
そして、少なからず私が幸せでいることも結果的には母の幸せにも繋がるのです。
一番はじめに言った
「母の望む私でいたら母が幸せになる」
って本当に妄想。
母も、自分も、それぞれ自分の幸せの主導権を自分が握ってたら
お母さんの望む自分にならなくても
お母さんの期待に応えなくても
お母さんは勝手に幸せになるし
私もちゃんと自分の人生を生きていいんです。
私がおひるねアートの撮影会を
「アドバイスしない
ジャッジしない」
というポリシーで講師に徹底してもらっているのは
「自分の幸せは自分で決めていい」
「どんな自分でも無条件で愛されている」
を私自身が求めていたからかもしれません。
その意識をママが持てば、子供にも同じようにできる。
ちゃんと自分の力で幸せになりましょう。