【2019講師アワードエピソード】高須千晴 ohiruneart on 2019年8月13日 高須千晴 愛知県・西尾市・名古屋市・岡崎市 きらきら☆smile 西尾市写真 おひるねアート・UN-DECORロゼット・アルバムカフェ 【講師になる前→なってからの自身の生活や心の変化を「Before→After」形式で教えてください】 Before 講師になる前は短大卒業後16年間保育士をしていました。娘は義両親が保育園に迎えに行きご飯まで食べさせてくれて、私はハードな保育士ワークでした。民間の保育園でクラス担任をしながら主任業務を兼務していたこともあり、娘の育児は休みの日だけと言った感じで娘には今思うと申し訳なさが湧き上がります。保育園そして義両親、実家両親みんなの支えなしでは仕事をしながら母親をすることは出来なかった、そんな生活をしていました。 そんな娘が年中の時に息子がお腹にやってきてくれましたが、私は命に関わる病気になりました。 入院して退院したものの、毎日朝夜決まった時間に自己注射をしなくてはいけなくなり、仕事は辞めてくださいとお医者様から言われ仕事を辞めました。 この時には、抱えていた責任が重すぎて、仕事を休んでいる自分に負い目ばかり感じていて、仕事を辞めて随分気持ち的に救われたのを記憶しています。 息子を無事に産んでから、義母に 「この子は自分で見てあげてね」 と言われたことがありました。 私はその言葉にその通りだと思いましたし、それくらい人に頼りながらの育児だったのです。その時はすんなり受け入れられたのですが 大病を患いながらも息子を産むことが出来た私は、贅沢になっていたのでしょう。 ある時また仕事がしたいと思いました。 ずっとお子様に携わる仕事をしていたので やっぱりそんな形の子育て支援に携わる仕事がしたくて色々調べました。 義両親には頼らない方法で働ける働き方を探して出会ったのがおひるねアートの講師でした。 子連れで働ける!!そこに惹かれて講師になりましたが、一歳4か月過ぎていた息子を連れて撮影会をすることは実際とても困難でした。 そんな感じで1時保育を利用しながら月に何日か働くと言う形で働き始めました。 After 現在は月に3回ほど撮影会を行っています。 息子も保育園の年長になり、あと少しで講師生活も5年目に突入します。 おひるねアートからカメラに興味を持ち、勉強を始め、お客様からご要望をいただき写真も撮るようになりました。 講師の仕事はもちろん緊張感はありますが、大変な中にも楽しい嬉しいことがたくさんあってなんとか丸4年頑張って来れたと思います。 【講師になってよかったことは何ですか?】 保育士をしていた時は娘に習い事をさせてあげることも出来ませんでした。 金銭的に余裕があっても時間を作ってあげることができませんでした。 保育士の仕事を辞めてから、娘は習い事を長い間続けています。 娘に合わせて自分で仕事を組むことができる。そういった仕事の仕方が出来るからこそだと思います。 金銭的には正直保育士をしていた頃の方が収入が多いですが、時間を家族のために調整しながら使えると言うことが今の働き方の1番良い点だと思います。 【お客様と日々接する中でもらって嬉しかった言葉や特に感動したエピソードがあれば教えてください】 とある企業さんのイベントを請け負っているときのことです。 1枠5分で予約を取り撮影会を進めていたのですがこちらの不備があり、 1枠5分で進めることが出来ていない遅れているというご指摘をお客様から受けました。 いわゆる、クレームでした。 全面的にこちらが悪く、そのご指摘をもとに次回からの撮影会はタイマーを使って時間をはかるよう、問題点を改善するようにしました。 そんな撮影会だったにも関わらず、数日経った後そのお客様と思われる方が私のInstagramをフォローしてくださいました。 私はすぐにそのお客様だと気づいたので、先日のイベントの件で不快な思いをさせてしまったこともあり、私がその時の担当講師だとお気づきになっているのかなと、かなり心配をしておりました。 が、次回同じ場所で開催されたクレームがあったイベントにそのお客様はまたやってきてくださったんです。 その時はまた来てくれたんだ!!よかったーと思っていたのですが、なんとそのお客様が今度は私の通常撮影会に来てくださることになり、ドキドキしていたのを今でも覚えています。 そしてそのお客様はそこから毎月私の撮影会に来て下さるようになりました。 話は変わりますが私は予約サイトを利用して予約を管理をしています。 そんな予約サイトにいつも決まった場所の撮影会の後に匿名で撮影会がとても良かったと言うような内容の評価を入れてくださるお客様がいらっしゃいました。 私はずっとこのお客様がどなたなんだろうと気になっていたんですが ある時もしかしてと思いました。 そして勇気を出して聞いてみました。 いつも撮影会の後に評価を入れてくださるのは〇〇さんですか? 「はい、わたしです」 そのお客様こそイベントでクレームを言ってきたあのお客様だったのです! その時に評価を入れてくれる理由を話してくださったのですが 「先生の良さがたくさんの人に伝わるといいなと思って書いてます!!」 と言ってくださったのです。 私の予約サイトの評価は本当に自分でも恥ずかしくなるような嬉しい評価がいっぱいです。 そのお客様とは苦情から始まりましたが 今でもお付き合いをしてくださってます。 苦情は宝 本当にそう思うそんな素敵な出来事でした。 【あなたにとっての「おひるねアート」とは?「おひるねアート協会」とは?】 おひるねアートは ママと家族にとってお子様を可愛いと思わせる癒しのツールです。 ママが撮影中にかわいいかわいいと言ってくれる姿がとてもうれしいです。 【これから講師へなろうと思っている方へひとこと】 正直投資も多く私のように投資をしすぎると回収するのはかなり大変ですが、お客様が認めてくださることで頑張れるそんなお仕事です。 投資してもいい それでもやってみたいなって思う方にはお勧めします。 たくさんのご家族に元気をもらえるそんな素敵なお仕事です