おひるねアート協会は代表理事である私、青木が実際に息子とおひるねアートを楽しみ、作品を通じて多くの方との繋がりを感じたことから
「この面白さや感動を全国に広めたい!」
という気持ちでスタートしました。
【おひるねアート協会の理念】
赤ちゃんと、ご家族様と過ごす毎日を楽しくする
「思い出写真作りのお手伝い」
をさせていただくことが私たち団体の大きな理念です。
私たちの人生において何よりも大切なのは時間です。
時間は、イコール思い出です。それはお金では買えない、何よりも大切なものです。
私は、私たちが最後の時を迎える時に、思い返すことは
「どれだけものを持っていたか」「どれだけ富を持っていたか」
ではなく
「どれだけの人の役に立ち、素晴らしい思い出を持てたか」
だと思っています。
特に我が子との時間は一瞬一瞬が輝ける時間であり、かけがえのない思い出になります。
赤ちゃんの成長は早いです。1年であっという間に大きくなってしまいます。
だからこそ、その一瞬で過ぎ去っていく大切な時間を楽しく過ごして欲しい。
そして、素晴らしい思い出として残して欲しい・・
それを限りなく鮮明に残すことができるのが「写真」だと思っています。
おひるねアート協会はそんな皆様ひとりひとりの
「ご家族様の思い出」「大事な方との思い出」
を残すお手伝いをさせていただきます。
おひるねアートを通じて赤ちゃんやご家族の絆を深め、楽しい思い出を作れるように。
写真を通じてご家族様の思い出がつながっていきますように。
そして、その理念に共感していただけるパートナーをいつでも募集しております。
【おひるねアート協会の目指すところ】
1.育児が楽しくなるヒントの提案
「赤ちゃんが生まれたらやってみたい!」
「赤ちゃんがいる毎日って楽しそう!」
おひるねアートを見た独身女性の方から最も多く聞こえる言葉です。
赤ちゃんの可愛さ、育児を楽しんでいる様が伝わる写真を社会にアピールしていくことで、少しでも少子化貢献に役立てればと私たちは考えます。
2.赤ちゃんがいても働ける環境づくり
日本おひるねアート協会の講師は、赤ちゃん連れでの開講が可能です。
これは、実際に息子をおんぶしておひるねアートを作り、イベントを行い、息子が1歳の時に協会を立ち上げた私の思いから生まれました。
「赤ちゃんがいるから出来ない」
「預け先がないから出来ない」
ではなく、赤ちゃんと一緒に出来る働き方もある。
そして
「出産してから働く=保育園に預ける=保育所を増やす」
ではなく、子育ても仕事も一緒に出来る環境がある。
この働き方が社会全体に広まることを私たちは願っています。
【最後に】
私は、自分自身が6ヶ月で保育所に入りました。
ちなみに弟は4ヶ月、妹は1歳での入所でした。
両親は共働きで、ずっと鍵っ子生活。
特に母は小学校の先生だったので、入園式も、運動会も、来てくれたことはありませんでした。
私が今思うのは、それが一番つらかったのは、子供(私)ではなく、母だったのだということです。
最近母が、小さかった頃の私に対する罪悪感を話してくれます。
その度に
「お母さんはお母さんの人生なんだから、楽しんでいいんだよ。子供は楽しそうにしているお母さんを見るのが一番幸せなんだよ」
と、思います。
(そして、実は、母が入園式や運動会に来てなかったということを私が覚えていなかったんです(笑)子供って案外そういうものかもしれません・・)
ただ、そんな心境になったのはここ最近のことです。
私が結婚して子供を産む時
「【私はずっと寂しかったから】子育てに専念する」
と決めていました。
でも、結果的に上の娘が1歳の時に専業主婦に飽きて働き始めました。
それは、働く母の姿を見て潜在的に「社会の役に立てることの楽しさ」を感じていたからかもしれません。
そして、子供を持って初めて育児の大変さや、母は生まれながらにして母になるわけではなく、子供と一緒に母になっていく、ということを知ったからかもしれません。
息子が生まれたときも、娘のときと同じように「育児に専念したい」と思っていました。
娘を産んだ時とは違って「【自分が子育てしたいから】子育てに専念する」という意識でした。
実際に子供を持って働くということを経験して初めて分かった事です。
私は赤ちゃんが好きだったし、この1年で一気に成長する我が子を見逃したくない、という思いがありました。
でも、息子を産んで4ヶ月で転機が訪れました。
初めての本の出版です。
それに伴ってたくさんの仕事が入ってきました。
そこで、私がとった選択が
「息子と一緒に出来るならやります。出来ないなら、しません」
というシンプルなものでした。
今思うとなんて生意気だったのだろうと思いますが・・
ただ、その意思を通してわかったことは、どんな大企業でも、全ての方がその条件を受け入れてくれた事実と
「子供がいるからって、諦めることは何もないんだ」
「子育ても仕事もしたい、と声を上げれば受け入れてくれるところはあるんだ」
という気づきでした。
そして、世の中にいる私と同じように思っているお母さんがいるなら、そんな働き方を応援したい、と思いました。
協会を立ち上げた経緯には、実はそんな私の思いも少し含まれています。
私の母が持っていた罪悪感を私も子供たちに持つことがあります。
上の娘はいつも応援してくれていますが、寂しい思いもいっぱいさせていると思います。
きっと娘も、小さかった私、子供を産むまでの私と同じ感情をもつこともあるでしょう。
それでも、私はいつか娘に
「子供がいるからって自分の人生は犠牲にしなくていい。そして自分ができなかったことがあったとしても子供のせいにしてはいけない。何を選ぶか、何に責任を取るのかは常に自分自身だよ」
と伝えたいと思います。
いま、子供をもつお母さんの中には
「事情があって働きたいけど働けない」
もしくは
「子育てをしたいのに預けなくてはいけない」
という方がたくさんいると思います。
そして、将来子供を産みたいと思っている女性にも
「子供を産んだら自分のキャリアを諦めなくてはいけないのかな」
「子育てと仕事の両立って大変そうだな・・」
と思う方もいると思います。
(まぁ、そこの極論は「やってみたら、なんとかなるよ」ということなのですが(笑))
そんな方たちの背中をこの小さな協会が少しでも押すことができたら幸いです。