こんにちは!ようこそ、おひるねアートの世界へ。
日本おひるねアート協会代表理事で、おひるねアート作家・写真家の青木水理(みのり)です。
(よく変わったお名前ですねと言われますが、本名です。名前にあやかって勝負カラーは青です(笑))
私には2人の子供がいます。上の子を出産する前は2年間ペットショップでトリマー(犬の美容師さん)を。
上の子が生まれてからは乳児教室の講師を6年間続けていました。
おひるねアートを私が初めて作ったのは、息子が生まれて生後26日目のことでした。
ちょうどその日はロンドンオリンピックの真っ最中で、水泳が盛り上がっているころ。
上の娘は夏休みでしたが、息子がいたため外には出られなくて、暇を持て余していました。
息子も小さいし、もともと写真を撮るのも好きだったので「何か赤ちゃんが小さい時に楽しめる写真の撮り方ないかなぁ」と検索してみると、ある海外の写真サイトで「寝ている赤ちゃんを被写体に世界観を作り上げるアート写真」が流行っていると知りました。
「面白そう!やってみようか」と娘と2人でうちの中のものをかき集め、協力しながら作り、息子の寝るタイミングを待ってそーっとシャッターを切りました。
作っている時のワクワクした気持ち、出来上がった時の達成感、それを見せた時の周りの反応の嬉しさは今でもよく覚えています。
今でも写真を見るとその時の気持ちが蘇り、同時に、息子の成長を実感します。
日本おひるねアート協会はそんな私の「この面白さや感動を全国に広めたい!」という気持ちからスタートしました。
おひるねアートの特徴は「赤ちゃんの寝顔も笑顔もかわいく残す」こと。
寝ているだけがおひるねアートではありません。むしろ、起きている時も、たくさん赤ちゃんとおひるねアートを楽しんでほしい!家族皆で、一緒に作って欲しい・・そんな思いでこの活動を続けています。
ここが、一般的な赤ちゃんアート写真と呼ばれるものと大きく違う点です。
写真は、撮っただけではその魅力を発揮できません。
プリントしてアルバムにまとめたり、飾ったり…それを見ながら思い出を話し合うこと。家族の大事な記録、記憶として心に刻み込んでいくこと。
子供が将来「自分がこんなに愛されていたんだ」という実感を感じること。
手に取り、見て、初めて写真というものがもたらす魅力が発揮されます。
写真は、大切な思い出の1ページを切り取り、それは見るたびにいつでも思い出せる素晴らしいツールです。
おひるねアートの写真を見返した時に
「この時のおもちゃはうちの子が大好きだったな」
「これは○○さんがくれた物だね」
「この時の○ちゃんはちょうど寝返りを始めた頃だね」
そんな会話が家族でされていたら。
そして、赤ちゃんやペットを囲んで家族でわいわい作った楽しいひとときのことも、思い出してくれていたらいいなと思います。
日本おひるねアート協会の理念は
「思い出写真作りのお手伝い」
その志を受け継いだ素晴らしい講師とともに全国でおひるねアートを広める活動をしています。
そして、おひるねアート協会のもうひとつの理念は
「赤ちゃんがいても一緒に働ける環境を作る」です。
私自身が息子をおんぶし、打ち合わせにも連れて行き、一緒に活動をしてきたからこそ、赤ちゃんと一緒に楽しんで仕事ができるママたちを増やしていきたいと思っています。
おひるねアート協会の講師はほとんどが赤ちゃんのママ。
そんなママたちが楽しく、時に辛いこともあれど、毎日充実感にあふれて活動をしています。
ぜひ、あなたも今日からおひるねアートを楽しんでくださいね。
たくさんのご家族が、おひるねアートを通じて笑顔や思い出が増えることを心より願っています。
一般社団法人日本おひるねアート協会
代表理事 青木 水理
■Minori Aoki 青木 水理
おひるねアート作家
一般社団法人日本おひるねアート協会代表理事
(保育士・動物取扱主任者・ベビーサイン講師資格有)
元トリマー。2007年生まれの娘、2012年生まれの息子の2児の母。
長男の誕生以来趣味で撮り始めたおひるねアートが、ママたちから高い支持を受け
「赤ちゃんのおひるねアート」を主婦の友社より出版。
2013年10月に一般社団法人日本おひるねアート協会を設立。
おひるねアートイベントのプロデュース、講師育成、企業への作品提供などを行っている。
著 書 「赤ちゃんのおひるねアート」 主婦の友社
「おひるねアート」 宝島社