おひるねアート協会の戦略とは?

代表 青木です。


なぜ「おひるねアート」は急成長したのか?
仕掛け人・青木水理が語る「自分は何もできない!」を認めるマネジメント術

マネたまさんにおひるねアート協会のマネジメントのことについて取り上げてもらいました!

素敵な記事になっていますので、ぜひ読んでみてくださいね。

で、実はこの記事想いが強すぎて、再校の際に本当は11000字くらいあったのですがさすがに無理ですと言われて(笑)
8600字くらいに減ってます。


なので、このコラムではこぼれ話・・のような感じで書こうと思います。


もし、これから起業しようと思っていて、しかも協会とか、皆で一緒に何かやる組織を作りたいなと思っている方は先にこちらを読むと良いヒントが見つかるかもしれません。



参考までに…
いまは、一般社団法人を作ることが容易になって、様々な協会ができていると思います。

「えっ、これも協会になるの!?」
って思うものがたくさんあります。
(ただ、確実にうちもそう思われていると思いますけど(笑))
で、面白い話を聞いたのですが、協会の認定講師の稼働率の平均です。
だいたい2:8:2の法則に従って、稼働している講師は2割…下手したら1割くらいなんだそうです。
(協会の形にもいろいろあるので、稼働率に関しては一概に何が基準かは言えませんが、講師養成を行っている協会と考えてくださいね)
その中で、うちの協会の稼働率は、立ち上げ当初から今も8割前後をキープしています。

妊娠出産で一時期お休みはあれど、ほとんどの講師が復帰します。
もちろんコンテンツの魅力というのは絶対的にありますが、講師が居心地のよい組織を作るというのも協会の大切な役割です。

私はスタジオ(STORY)ではごりごりのマーケティングをやったりもしていますが、基本的に協会の仕事はマネジメントが多いです。

うちは、組織で動いているので、代表(私)は代表の役割があるし、NO.2にはNO.2の役割があるし、理事には理事の役割があります。

他にもスタッフが数人いますし、それぞれの役割は決まっています。


(うちの講師でありAmebaトップブロガー・コソダテフル のやっくん先生に書いてもらいました・・こう思われているのか(笑)※12/8に書籍発売だそうです!)

そして、その下に約300人の講師がいます。

ひとり起業ではないので、たくさんの人の想いがあって、組織で運営しているんですね。
だから、誰ひとり欠けてもいけないし、その人の役割はとっても大事なんです。

マネジメントというのは、自分ひとりではとうてい無理!ということを、同じ想いを持った仲間が集まって
自分ひとりでは無理だったことを無理じゃなくしていく。
広めていく。
それを円滑に進めていく大切なものです。
だから、おひるねアート協会でも自分の手を離れているもの…私が知らないところで動いているものもたくさんあります。


(うちの理事。大事なビジネスパートナーです)

代表の仕事は、主に何かというと、それに対して最終的にGOやNOの判断を下したり、下したら信じて、それに責任を持ち、信じた相手が現場で失敗したら、相手先に平謝りすることです(笑)
あと、とにかく自分の想いを語りまくります(笑)
大きな夢と理想を堂々と語ります。

それは無理だろうとか思われているかもしれませんが、無理って自分が思ってたら無理なので、理想はそうありたいと常常思っています。

現実問題難しいとしても、それを目指すことが大事です。

理念と目的を示し続けて、そのやり方は基本スタッフや講師に任せます。
理念に反してなくて、目的を達成できればやり方はなんでもOK。

好き勝手やっていただいて、あと何かあれば後始末はします。

(大好きな事務局スタッフたち♡)

だから、基本的に、スタッフや講師を信じて委ねます。
うちの協会は、資格を与える組織ではなく、人育てだと考えています。
記事の中には、講師の価格意識についても書かれていた部分がありましたが、うちの講師たちは適正価格に対しては非常にシビアですが、その分、お客様に提供する価値の向上には努力を惜しみません。

そのプロ意識は私もすごく尊敬しています。

この尊敬するって、すごく大事です。

だから、講師達に教えてもらうことも多いです。

立場的には代表だけど、絶対的な権威を持ちたいわけでなく(もちろん、組織の中である程度のルールや仕組みは必要ですよ!無秩序になると崩壊します)
皆で意見を出し合って、結果、協会が目的とするところに進んでいるのならそれはベストだな、と思います。

なので「私は何もできない」を認めるマネジメントなんですね。

まぁ、本当に、代表の役割っていうのは、あまり何もないのですけど(笑)
でも代表になるために絶対に必要なものは、これは私が協会を立ち上げる時にも持っていたものなんですけど
「想い(理念)」と「覚悟」
だと思っています。
理念は、自分がくじけそうなとき、迷った時に軸となるものです。

これがあるから、辛い時や苦しい時踏ん張れます。
覚悟は、諦めないとか、批判や誹謗中傷を受けても負けないとか、そういう一歩踏み出せる勇気みたいなものです。
ただビジネスにするにはさらにニーズ(需要)とかキャッシュポイントにあたりをつけるとか資本                                                               (応援してくれる人も含め)も必要ですが…

※おひるねアートは私の軸が固まる前に爆発的ニーズがあったので、死なないで済みました(汗)

私が講師に対して教えられることは、こう、結構私もたくさん失敗しているので、そうならないようにこうするといいよっていうのを教えてあげたり、あとはおひるねアートを通じてこんなにたくさんの人を笑顔に出来るんだよというお話をせつせつと語ることです。

こう書くと、すごいフリーダムな協会ですねぇ(笑)
いつも、講師たちには自分の頭で考えて、判断して、後悔しない生き方をしてほしいなと思っています。

■良い講師の定義

でも書きましたが・・
協会は、講師の人生にまで責任は負えないんです。

結局は、講師自身が自分の生き方を見つけるしかない。

だから自分で考える、成長する力を身に付ける、ということを教えています。
どんなに好きな仕事でも、好きじゃない作業は必ずあります。
好きなことしかしない、ではなく、苦手な作業もどうしたら好きになるかを考えるのが大事です。
そして、投げ出したくなっても踏ん張れるかどうか、それが自分の中での天職に繋がるかどうかの分かれ目なのかなと思います。

基本、私は自分のコンテンツと講師の事にしか興味が無くて、もう自分の仕事が好きで好きで突き詰めていった先がいまこんな感じです。

もはや使命みたいなものですね。

私は何もできない分、人にはすごく恵まれています。
それが私の強みです。


おひるねアート協会はまだ設立して3年ではありますが、3年かけて、コツコツと構築しました。

一番大事で一番難しいのは、信頼感を築くことです。今でも難しいなと感じています。
でも、3年たって、やっと、小さいながらも強固な土台ができたように感じます。
そして、そんな協会を愛してくださるお客様に心からの感謝をしています♡
こんな協会ですがこれからもたくさんの方に笑顔をお届けしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。