代表 青木です。
年内の講師育成プログラムの日程が先日発表されました。
今年は、初めての仙台でも開催されます!
仙台自体、私は行ったことがないので、個人的にもちょっと楽しみです(笑)
さて、おひるねアート協会の講師育成プログラムですが、実は全ての講義を代表の私、青木が行っています。
遠いので、通信講座はありませんか?
や、
講師から直接資格はもらえないのですか?
と聞かれることもありますが、全て行っておりません。
それは何故か?
もちろん、赤ちゃんを連れて会場まで来るのはとても大変ですし、受講生さんにとっては自分のペースで学びたいという気持ちもあるかと思います。
そこは、もしかしたらうちは厳しいのかもしれません。
でも、協会の認定講師になって活動をするときに、一番大事なことはなんなのか、と聞かれたら
真っ先に私は
「お客様に喜んで頂くこと」
だと答えます。
おひるねアート協会の理念は
「思い出写真作りのお手伝い」
です。
その中に、講師が楽をする方法は一切ありません。
資格を取って行うのは「お仕事」なので、自分自身が楽をするための活動では、お客様からお金は頂けません。
だからお客様のために、学びに来て欲しい。と考えています。
(もちろん、フリーランスなので自分の好きな時に仕事をすることはできますが。
ちなみにおひるねアートの講師は夏休みはしっかり取る方が多いです。そういう働き方も可能です)
だから、すでに、わざわざ会場まで足を運んで、ときには赤ちゃんと一緒に大きな荷物を持って
4日間を出席すること自体が試験なのかもしれません。
そこまでしてお客様に伝えたい気持ちを持っていますか?という覚悟を見ているのかもしれません。
でも、私はひとりひとりの講師を信頼しているからこそ、安心して任せられます。
だからこそ、対面で向き合って話がしたいのです。
毎回、育成が終わったあとは魂が抜かれたようにぐったりしていますが、これは通信講座では絶対に伝えられないことだと思っています。
もちろん、思いだけではやっていけないのは重々承知です。
でも、思いが無いとその仕事は続かない。
技術は後から身につくけど、どうしてこの仕事をしているのか、という軸が無いとあっという間に崩れてしまうことを知っています。
そんな事を話していると、4日間はとても短く、足りないくらいです。
(なので、講師になってからも勉強会などを定期的に行っています)
今週末の名古屋会場での講師育成プログラムでは、東京、島根、宮崎と遠方からの受講生さんも
たくさんいます。
しかも、赤ちゃん連れです。
まだ小さい赤ちゃんを連れて、目をキラキラさせながら
「この仕事でママと赤ちゃんを笑顔にしたいんです!」
と、話す受講生さんたちの顔が私は好きです。
対面であること、に拘って、超スローペースで、2年半で誕生した講師は264名。
全国にいる講師たちひとりひとりと必ず顔を合わせ、私の思いを伝える4日間はあっという間です。
誰がどういう思いで活動をしているのかも、どんな人なのかも、わかった上で合否を出しています。
ママと赤ちゃんの思い出作りを担うお仕事だから
誰にそれを託すのか。
は重要で、そこは手を抜いちゃいけない、と思っています。
講師育成プログラムで一番持ち帰って欲しいのは、おひるねアートがどういう役割を持って
そして協会がどういう思いを持ってこの活動をしているのか。
という気持ちと、そこから始める覚悟。
そして、おひるねアート協会の認定講師という看板は、企業様からの信頼も厚いです。
それは、立ち上げ当初から講師ひとりひとりが築き上げてきたものです。
ひとりの講師の後ろにはたくさんの講師の姿があります。
おひるねアート協会の一員として、講師に協会の看板を託す4日間です。
資格を与えるだけの協会ではなく、仲間と一緒に歩み、このコンテンツを正しい形で広げていくこと。
スピード感はなくてもゆっくり着実に、講師たちの思いに向き合い、ときにはぶつかりながらも、ベストを探していく。
スマートじゃないし、すごく人間くさいけど、それがうちの協会です。
協会は10月でまる3年を迎えます。
講師の増え方はゆっくりでも、それでも、昨今のメディア露出や企業様との取り組みは、3年とは思えないほどのスピード感で成長をしていきました。
それは何よりも講師ひとりひとりが協会の理念に共感し、思いを持って着実に成果を上げていった結果です。
講師の皆さんにいつも感謝しています。
そして、私たちの思いに共感し、この活動を広げていってくれる仲間をいつでも歓迎しています。